×

ザックジャパンの拠点公開 完成は31日の見通し

[ 2014年5月24日 09:54 ]

 サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で日本代表の拠点となるサンパウロ北西部イトゥのベースキャンプ地が23日、報道陣に公開された。新設の宿泊棟は仕上げの工事の真っ最中だが、宿泊施設「スパ・スポーツ・リゾート」のビエイラ・ゼネラルマネジャー(GM)は「31日には全ての準備が整っている」と完成に太鼓判を押した。

 3階建ての宿泊棟は客室数96を誇る。約40平方メートルのスペースにキングサイズのベッドが用意され、選手が泊まる2階の客室には浴槽も完備。この日は宿泊棟の壁面ガラスの設置や路面工事が進行中とあって建物内は公開されなかったが、ビエイラGMは「リラックスできる空間を用意できたと思う。ベストの調整ができるはず」と話した。

 14万平方メートルもの広い敷地には天然芝のグラウンドが2面あり、トレーニング用ジムも併設。日本サッカー協会の要請で照明設備も設置し、夜間練習もできる。グラウンドの芝ははげた部分もあったが、受け入れに向けての養生中で状態は上向くという。日本は1次リーグ初戦のコートジボワール戦1週間前となる6月7日に現地入りする。(共同)

続きを表示

2014年5月24日のニュース