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なでしこ、決勝は“因縁の相手” 岩清水は速攻を警戒

[ 2014年5月24日 08:03 ]

練習で笑顔を見せる猶本(右から2人目)ら

女子アジア杯決勝 日本―オーストラリア

(5月25日 ベトナム・ホーチミン)
 女子アジア杯で決勝に進出したなでしこジャパンの相手がオーストラリアに決定した。前回女王のオーストラリアは22日の準決勝で韓国に2―1で勝利。前回大会の準決勝で敗れた因縁の相手と、25日にベトナムのホーチミンで行われる決勝を戦うことになった。

 初優勝を狙う日本はオーストラリアと14日の1次リーグA組初戦でも対戦し、2―2で引き分けた。相手の高さを警戒しながらカウンターで2点を先行される苦しい展開だった。不動のセンターバックの岩清水(日テレ)が「ゴール前のマークの付きとかゴール前の冷静さがあれば失点シーンについては修正できる」と振り返るように相手のスピードへの対応が鍵となりそうだ。

 23日は準決勝で控えだったMF猶本(浦和)らが紅白戦を行って調整した。佐々木監督は「相手は強烈なカウンターがあり、ミドルシュートもいいものを持っている。攻撃の出どころを抑え、ミスをしないことが大事」と分析し、準決勝の後半に採用した主将のMF宮間(岡山湯郷)をトップ下に置く4―5―1の布陣で臨む意向を示した。

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2014年5月24日のニュース