今週の丸山元気!

前走収穫チェリーサマー 状態良く「今回のメンバーなら」

[ 2016年7月1日 05:30 ]

 今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。今週もチャンスがありそうな馬が多く揃いました。

 ゴールデンティアラ(土曜2R)の前走はいい内容でしたね。内枠が理想でしたが、スタートを決めてロスなく立ち回ればチャンスはあると思っています。あと、前回は少しうるさかったので、落ち着きがあれば、なお良いですね。

 ビュウイモン(土曜3R)は前走直線でスムーズさを欠いてしまいました。状態は変わらずいいですし、まともならチャンスはありそうです。

 ディクタム(日曜4R)の前走はうまくいきましたが、具合も良かったですね。引き続き良いと聞いていますし、今回も楽しみにしています。

 チェリーサマー(日曜6R)の前走は収穫があり、馬込みでも問題なく普通の競馬ができましたからね。状態は良いですし、今回のメンバーなら楽しみです。

 ツクバイーメーカー(日曜9R)は走る気がなかったので、今回はチークPを着けてみます。500万は一度勝っている馬ですし、馬具の効果があれば変わっても不思議ではありません。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日(7月2日・函館)
 1R ソレイユフルール ☆☆
 スタートセンスが良く、初戦は楽に2番手追走。やや余裕のある仕上げで6着に敗れたが、叩いた上積みが見込める今回は上位食い込みも。前走は出遅れながらも能力を示したフクノクオリア、前走は外々を回るロスが応えたラッシュアウト、競馬センス十分のイヴノオモイデが上位候補か。

 2R ゴールデンティアラ ☆☆☆☆
 前走は好位で立ち回るも、直線でゴチャつく不利があり3着。それでも走破時計1分45秒6は優秀で、前走の2着馬が既に未勝利を勝ち上がっている点からも、今回も上位争い可能。終い堅実なエアショウ、前走は出遅れが応えたシガリロ、器用さがあるアルマレイモミが強敵か。

 3R ビュウイモン ☆☆☆
 前走は内をうまく立ち回るも、直線で前が壁になり外に切り替えるロス。それでも0・3秒差とメドの立つ内容で、スムーズなら上位争い可能。2戦連続で2着のセレノグラフィー、ダートに戻るノーアトゥーン、終いは堅実なイチオクノユメが強敵か。

 8R コスモマイルール ☆☆
 他力本願な面はあるが、毎回直線ではしっかり脚を使うタイプ。差しの利き始めた今の馬場は歓迎で、流れひとつで上位食い込みも可能か。ブリンカー効果で前走好内容の2着だったショウナンアヴィド、前走は脚を余したジェットコルサ、減量騎手起用でもう一押しを狙うトウショウピストが上位候補か。

 11R アピア ☆
 中央転厩後の成績は一息。力の要る洋芝でどこまで変わるかだが…。重賞でも勝ち負けしているように函館は得意のクリスマス、前走はフケで体調一息だったスナッチマインド、滞在競馬は合うヴァイサーリッターが上位候補か。

 12R ツクバアスナロ ☆
 1000万昇級後の成績は一息。今回は定量戦で斤量も増え、上位争いまでは…。重賞でも好走している実績馬バイガエシ、常に上位にきているメイクアップ、前走2着と1000万でもメドが立ったサーブルオールが上位候補か。

 ●日曜日(7月3日・函館)
 2R ユキノアプローズ ☆
 新馬戦で4着と好走しているが、その後の成績が一息。距離短縮で変わり身があればいいが…。決め手上位のピュアウィッシーズ、先行力があるファインキャプテン、実績のある右回りに戻るコスモバードが上位候補か。

 4R ディクタム ☆☆☆☆
 前に行くと甘くなるが、前走のようにタメが利けば終いは伸びる。洋芝も合っている印象で、今回も上位争い可能。終い堅実なダイフクとアグネスリバティ、追い切りの動きが良いメイショウティグレが上位候補か。

 6R チェリーサマー ☆☆☆☆
 1000万でも3着があるように、500万なら力量上位の存在。大型馬で叩いて上積みも見込め、今回のメンバーなら上位争い必至。前走は出遅れが応えたダイアモンドノーム、先行できれば渋太いラッキーダン、距離短縮は好材料のテンプルツリーが強敵か。

 7R チャリシー ☆☆
 ワンペースで東京競馬場での切れ味勝負では分が悪く、洋芝の函館替わりは魅力。スタミナ血統で週末の雨予報も歓迎。上位食い込みは十分可能。久々を叩いて状態上向きのオリエントワークス、降級馬で仕上がりも良いジャポニカーラとヴァフラームが上位候補か。

 8R ツクバイーメーカー ☆☆☆☆
 丸山騎手の進言で今回はチークP着用。過去に現級勝ちの実績があり小回り1700メートルも得意。馬具着用で変わる可能性は十分。幼さは残るが潜在能力は高いサクラエンパイア、安定感があるカレンマタドール、古馬相手でも前走でメドが立ったコスモカナディアンが強敵か。

 9R アドマイヤキンカク ☆☆
 現級勝ちを含め500万での好走歴は多数。少し力の要る洋芝は合っており、今回のメンバーなら上位食い込みも。前走2着と洋芝適性は高いメゾンリー、前走は脚を余した感があるロッカフラベイビー、函館で未勝利勝ちをしているアドマイヤロワが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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