今週の丸山元気!

ウインシトリン これからの馬ですが…「能力はある」

[ 2016年6月10日 05:30 ]

 今週は土日合わせて9鞍に騎乗します。今週も勝ち鞍を伸ばせるように頑張りたいと思います。

 トモジャハリーフ(土曜7R)の前走はうまくいきましたからね。直線の長いコースに替わりますし、昇級で相手が強くなってどうかですけど、メドの立つ競馬ができればいいですね。

 ウインシトリン(日曜6R)はまだこれからの馬ですが、今週の動きは悪くはありませんでした。体力が付き切っていないので何とも言えませんが、能力はあると思うので、今後に繋がる走りをしてほしいですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

 【山崎の見解】
 ●土曜日
 1Rウインミモザ ☆
 徐々にクラス慣れしてきた印象はあるが、勝ち負けとなるともうワンパンチ欲しい印象。マイルに戻して前進があればいいが…。立ち回りが上手で大崩れがないアッキー、長くいい脚を使えるパントコート、使いつつ調教の動きが良くなっているハミングウィズミーが上位候補か。

 7Rトモジャハリーフ ☆☆☆
 好位で脚を溜めて、差す競馬で勝ち上がった前走は収穫大。一戦毎に競馬を覚えており、かなり低調な今回の組み合わせなら昇級初戦でも上位争い可能。長く脚を使えるラヴィエベール、相手なりで大崩れが少ないゴールドクリスエス、使いつつ調子を上げているデバイスドライバーが強敵か。

 8Rデフィニール ☆☆
 前走の勝ち時計は強調できるほどではないが、長くいい脚を使うタイプで直線の長いコースは合う。4歳降級馬が1頭のみと500万にしてはやや低調なメンバー構成で、流れひとつで上位食い込みも可能か。1000万でも2着がある実績馬クロフネビームス、太目が解消されて近走安定しているエンドレストライ、休み明けだが入念に乗り込まれて仕上がり上々のスイートメロディーが上位候補か。

 10Rリアルエンブレム ☆☆
 前走は16着だったが、スタートで躓き流れに乗れず参考外。過去に現級で2着2回の実績があり、発馬が決まれば変わる可能性も。東京向きの決め手があるクールエイジア、降級馬で東京も合うアバオアクー、ダートでは底を見せていないケイツートールが上位候補か。

 11Rキョウエイアシュラ ☆
 昨年の当レースの勝ち馬だが、年齢的なものか近走成績が冴えない。得意の条件でどこまで変わるかだが…。東京は相性が良いフィールザスマート、終いの脚が堅実なマッチレスヒーロー、実績のあるダートに戻るオリオンザジャパンが上位候補か。

 ●日曜日
 4Rウインシガーロ ☆
 ここまで3戦しているが、8着が最高着順。勝ち負けまでとなると、もう少しレース慣れが必要か。使いつつ調子を上げており前走も見せ場十分だったショウナンサスケ、前走は直線で不利があり不完全燃焼だったストロングファルコ、前走初芝で2着と変わり身を見せたブラックハウスが上位候補か。

 5Rライトニングゲーム ☆
 馬なり中心の調整で、まだ緩さが残る現状。使いつつ良くなってからか。古馬に先着するなど動きが目立っているイブキ、水準以上の時計をマークしているフュージョンロック、好馬体で素質を秘めているレジェンドセラーが上位候補か。

 6Rウインシトリン ☆☆
 ポリトラックや芝ではキビキビとした素軽い動きを披露。小柄でやや非力な面は残るが、いい瞬発力は持っており、初戦から差のない競馬も可能か。血統背景がしっかりして調教の動きもいいアズールムーン、南ウッドで水準以上の時計をマークしているコパノカバーナ、一追い毎に動きが良くなっているハッピーランランが上位候補か。

 9Rカネコメオスター ☆
 1000万では6戦して全て2桁着順。長期休養明けでもあり、メドが立てば上出来か。渋太さがあり東京も合うウェイトアンドシー、体が絞れて動きが良くなってきたアドマイヤシェル、前走楽勝のエイシンバランサーが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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