今週の丸山元気!

スノーモンキー楽しみ「前に行かなくても競馬ができる」

[ 2014年7月11日 05:30 ]

 今週は土日合わせて8鞍に騎乗します。乗り鞍は少ないですが、チャンスがありそうな馬がいますし、今週も勝ち鞍を伸ばせるように頑張りたいと思います。

 アドマイヤサブリナ(土曜10R)は前走のような競馬だとハミを噛んで伸びないですね。道中うまく壁を作って運びたいと思っています。

 スノーモンキー(土曜12R)は馬が成長していて、前に行かなくても競馬ができるようになっています。前走も後ろは離していますし、楽しみにしています。

 メイショウウケヅキ(日曜4R)の前走は距離が長かったと思います。ダートの方が良さそうですし、出たなりの位置で運んで変り身を期待しています。

 ナイトブルーミング(日曜9R)は中1週続きなので疲れがどうかですけど、函館は合っていますし、今回も上位にきてくれると思います。

 アドマイヤネアルコ(日曜10R)は動きは良かったですよ。あとは、前に行く馬が何頭かいるので、外から被されないように注意をしたいと思っています。

 イッシンドウタイ(日曜11R)は追い切りの動きが良かったですし、上積みを感じます。今回も前々で運んで頑張ってほしいですね。

 今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解

土曜日(7月12日)
4Rタマモテンカラット ☆☆☆
 直線競馬でも先行できるようにテンのスピードは上位。初ダートになるが、砂を被らずに運べれば粘り込みも可能。2戦連続で2着のカガフレグランス、血統からダート替りは歓迎のブロンズテーラー、前走は出遅れたフクノグングニルが強敵か。

10Rアドマイヤサブリナ ☆☆☆☆
 前走は折り合いを欠き4着。1000万でも2着がある実績馬で、折り合いさえ付けば上位争い可能。使いつつ調子を上げているクリノチョモランマ、前走は一旦先頭に立ち見せ場十分だったツクバジャパンが強敵か。

12Rスノーモンキー ☆☆☆☆
 2走前に1000万を一度勝っている実力馬。前走は勝ち馬に逃げ切りを許したものの、後続には2馬身半差をつけており、今回も上位争い必至。再昇級になるが前走の勝ち時計が優秀なアテンファースト、前走快勝のミッキースマホが強敵か。

日曜日(7月13日)
3Rドスコイサーファー ☆☆
 終い一辺倒の脚質だが、近走は末脚に磨きがかかってきた印象。今回は久々の芝だが、末脚が生きる展開になれば上位食い込みも可能。現状では1200メートルがベストのブランシェトワール、前走は折り合いを欠いたプラチナブロンド、安定感が出てきたサオトメが上位候補か。

4Rメイショウウケヅキ ☆☆☆
 近走がワンパンチ足りない競馬続きで、コメント通り距離短縮とダート替りは好材料。低調なメンバー構成でもあり一発あっても不思議ではない。前走は相手が悪かったワイルドコットン、堅実なジュガンティーヤ、終い堅実なカフジスターが強敵か。

9Rナイトブルーミング ☆☆☆
 近2戦がともに惜しい3着。滞在競馬が合っており洋芝適性も高く、今回も上位争い可能。前走はマークされて厳しい展開だったディオジェーヌ、先行できれば渋太いインナーアージが強敵か。

10Rアドマイヤネアルコ ☆☆☆
 過去に現級で2着2回。コメント通り同型がいるが、マイペースで運べれば渋太く粘り込みも可能。前走快勝のアウトオブシャドウ、好仕上がりのラブラドライト、長くいい脚を使うランフォージンが強敵か。

11Rイッシンドウタイ ☆☆
 前走は最後まで渋太く食い下がり3着。ハンデ戦で斤量1キロ減は有利な材料。今回も上位食い込み可能。函館は相性抜群のロイヤルクレスト、休み明けも好仕上がりのサンビスタ、実績上位のエーシンモアオバーが上位候補か。

 ▽丸山元気 1990年群馬県伊勢崎市生まれ。日本中央競馬会(JRA)の騎手。美浦トレーニングセンターの根本康広厩舎所属。競馬 学校25期生。2009年3月1日、中山3Rでデビュー。同年7月11日、札幌2Rでオンザスローンに騎乗し初勝利を挙げた。2011年5月8 日、新潟11Rでセイクリッドバレーに騎乗し重賞初勝利。同年10月13日、シェアースマイルでエーデルワイス賞に騎乗し地方交流重賞初制覇。

 ▽山崎啓介 1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社した新米トラックマン。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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