今週の丸山元気!

テーオードレフォン どこまで頑張ってくれるか

[ 2024年3月15日 18:11 ]

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて12鞍に騎乗します。

ダンツタロン(土曜4R)は前走乗ってみて硬いところがありました。その辺が良くなっていればいいですね。

カラリパヤット(日曜4R)は大きい馬でまだ気合い乗りが一息。いいモノは持っていそうですが、使ってからかもしれません。

ギヴイットアゴー(日曜9R)は掛かる面があるので、その辺がどうか。折り合いが鍵になりそうです。

テーオードレフォン(日曜11R)は使った方が良くなりそうですが、今週の動きは悪くはなかったですよ。スタートを決めてこの馬の競馬をして、どこまで頑張ってくれるかですね。

今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
4Rダンツタロン ☆☆
 前走はデビュー戦らしく若さを見せながらも5着と健闘。太目を叩いた上積みが見込め、レース慣れも見込める今回は前進可能。前走はロスの多い競馬だったコルレオニス、好仕上がりのカリーミョ、初出走だが素質秘めるキュクヌスが上位候補か。

8Rヒシルリアン ☆
 新馬勝ちした素質馬だが、その後の成績は一息。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。前走は脚を余したアクートゥス、中京は合うレオンバローズ、相手なりに走るウインルピナスが上位候補か。

9Rフライヤートゥルー ☆☆
 1勝クラス勝ちのパフォーマンスや時計から、2勝クラスでも通用していい素材。2走前は道悪馬場、前走は距離が長く一息の成績だが、適距離の良馬場なら上位食い込み可能。立て直して好仕上がりのマテンロウガイ、前走は厳しい展開だったメイショウコガシラ、好仕上がりのコンティノアールが上位候補か。

11Rハクサンイーグル ☆
 前走は好位から抜け出し快勝と、1400メートルは現状ベスト。ただ、今回は重賞で一気の相手強化。時計短縮も鍵になり、どこまでやれるか試金石の一戦。前走好時計で楽勝したソンシ、重賞2着があるロジリオン、ロスの多い競馬でも前走完勝だったナムラアトムが上位候補か。

日曜日
1Rアパイシュナール ☆
 ここまで3戦しているが、6着が最高着順。立て直した効果でどこまで変わるかだが…。渋太さがあるコーラルハート、調教の動きが良いフリーセント、叩いて動きが良くなったネバーモアが上位候補か。

2Rトクシーカイゼリン ☆
 入念に乗り込んでいるが、追い切り時計は一息。使いつつ良くなってからか。前走の末脚が目立っていたオオタニサーン、距離短縮は好材料のランスオブセヘル、末脚堅実なメイショウオオコが上位候補か。

3Rシャイニーマンボ ☆
 今回が初出走。乗り込み量、動きともに一息。まずは一度経験してからか。2戦連続で馬券圏内のメルトユアハート、自在性があるリノラナキラ、初出走だが能力高いブレイクショットが上位候補か。

4Rカラリパヤット ☆☆
 今回が初出走だが、最終追い切りでは水準以上の時計をマーク。血統も悪くはなく、初戦から差のない競馬ができても。前走不利があったビックアチェリー、前走距離延長でレース振りが良くなったマサノカナリア、長くいい脚を使うミスズサンダスノーが上位候補か。

9Rギヴイットアゴー ☆
 新馬勝ちした素質馬だが、口向きに課題が残る現状。能力全開ならもっとやれても良さそうだが…。相手なりで堅実なサロニコス、叩いた上積みが見込めるドリーミングアップ、自己条件なら力量上位のエポックヴィーナスが上位候補か。

10Rステルナティーア ☆☆
 新馬勝ちし、G3サウジアラビアロイヤルCでも2着した実績馬。長期休養明けになるが乗り込み量は十分で、やや低調な今回のメンバーなら上位食い込みも。前走の末脚が目立っていたセフィロ、距離ベストのパルティクラール、クラス慣れしてきたプレジャークルーズが上位候補か。

11Rテーオードレフォン ☆☆☆
 前走は5着だったが、一旦先頭に立ち昇級初戦を考えれば上々の内容。今回は同型が少ない組み合わせ。展開ひとつで上位争い可能。堅実なハピ、中京巧者のトウセツ、好仕上がりのホウオウルーレットが強敵か。

12Rゼンリョクダンス ☆
 1勝クラスではメドが立っていない現状。鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。好仕上がりのビートエモーション、前走2着惜敗のパスカリ、適距離に戻るカミーロが上位候補か。

<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

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