藤井王将 4年連続最優秀棋士賞「今年度もいい将棋を」 最年少棋士藤本五段は最多勝利賞 将棋大賞表彰式

[ 2024年4月19日 05:00 ]

将棋大賞表彰式に出席した(前列左から)西山朋佳女流三冠、小林健二九段、羽生善治会長、藤井聡太王将=8冠=、伊藤匠七段、(後列左から)村田顕弘六段、佐々木大地七段、丸山忠久九段、藤本渚五段、小山怜央四段(撮影・小田切 葉月)
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 第51回将棋大賞表彰式が18日、東京都渋谷区の将棋会館で行われ、4年連続で最優秀棋士賞に輝いた藤井聡太王将(21)=8冠=ら各受賞者が出席した。

 藤井はその他にも勝率1位賞など、4部門で表彰。「今年度もいい将棋をお見せしたい」と力を込めた。

 最多勝利賞と新人賞をダブル受賞した最年少棋士の藤本渚五段(18)は「とにかくうれしい」と笑った。昨年度51勝9敗で勝率.850と、藤井の勝率.852に肉薄。“ネクスト藤井”として注目される活躍の原動力になったのは、昨年2月に経験した2連続の不戦敗だった。

 22年12月にプロデビューから6連勝も、対局会場の勘違いによる不戦敗で初黒星。さらに新型コロナに感染し「対局の場に立てずに2回も負け。自覚が足りなかった」と振り返る。苦い思いから自らを律し、成長した姿を見せた。今年度の目標を「藤井8冠と対局したい」と語った。

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