レッツゴーよしまさ「サラリーマン辞められない」ものまね界のお金事情は？原口も「四天王の時代とは違う」

「素の志村けんさん」ものまねをするレッツゴーよしまさ
Photo By 提供写真

　ものまね芸人レッツゴーよしまさ（34）が30日放送のカンテレ「おかべろ」に出演。芸人と会社員の二刀流について語った。

　苦節15年、「素」の志村けんさんのものまねでブレークしたが、今もゲームセンターなどを運営する企業で勤務を続ける。「つい3日前にもクレーム対応してました」と笑顔。「大学から新卒で入社してずっとです。今日は有給（休暇）ですから」と語った。

　ものまねのギャラは「学生時代やほぼ素人みたいな時は“言い値でやります”と言ってましたけど、今は20倍とか」と大幅アップ。それでも会社を「辞めないです」と断言した。「芸だけじゃなくて手広くやるのがいいですね」と“素の志村節”で説き、笑わせた。

　実際問題、ものまね一本では「まだまだちょっと厳しいですね」と吐露。大御所ものまね芸人らは豪邸住まいだという指摘には、「僕もそう思ってたんですよ。ものまね王座決定戦に出て、優勝して、翌日から0の数が変わるみたいな。ところが、そうでもないんですよねえ」と苦笑いした。

　原口あきまさも「（ものまね）四天王さんの時代とは違いますよ。建ちませんよ、さんま御殿。ローン地獄！」と、80年代後半から大活躍した清水アキラ、ビジーフォー、栗田貫一、コロッケのようにはいかない現状を嘆いた。

　ものまね芸人は衣装や小道具を自費で準備。レッツゴーの“志村かつら”も「自前です。何十万もします」と明かし、「そういうのを考えるとサラリーマンを辞められないんですよ」と語っていた。