辛坊治郎氏 阪神“アレ”で懸念される道頓堀ダイブに警告「泳げる水質ではない」「飲むと命に関わると」

[ 2023年9月14日 18:53 ]

辛坊治郎氏
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 キャスター辛坊治郎氏(67)が14日、ニッポン放送「辛坊治郎ズーム そこまで言うか!」(月~木曜後3・30)に大阪のスタジオから生出演し、阪神が18年ぶりのリーグ優勝へマジック1とする中で、懸念されている道頓堀ダイブについて解説した。

 2003年に優勝した際には、歓喜のあまり、道頓堀川にかかる戎橋から5000人以上が飛び込んだとされ、死者も出た。今回は1300人の警察官が配置され、警戒に当たる。既に道頓堀橋には多くの警察車両、救急車両が配備されている。

 以前は水質の汚染が指摘されていた道頓堀川だが、辛坊氏は「水質改善はありがたいことに順調に進んで、(阪神が過去に優勝した)1985年当時に比べたら水はきれいになった」と解説した。しかし、「とはいいながら、泳げるような水質ではまったくありませんので、飛び込んだ瞬間に飲んだりすると、命に関わると言えなくもない」と警告。「おやめになったら…と言ってやめる程度のものなら、言っても言わなくてもいいと思うけど。ここで言ったところであんまり効果はないわね」と指摘した。

 一方で、こうした呼びかけに対する複雑な思いも告白した。大阪府の吉村洋文知事が自身のSNSで、道頓堀ダイブについて「メディアの皆様も、中継で『今、飛び込みました!』とかはやめて下さい」と、報道側にも配慮を求めていることに言及。「そりゃそうで、“飛び込みました”どころか、“飛び込まないで下さい”というのもかなりジレンマで」と話した。

 辛坊氏は、注意喚起する記事によって、逆にその存在を知って人が集まってしまう可能性もあると指摘。「この商売は結構、切ない商売だな。冒頭から“飛び込んではいけません。飛び込んだら死にます”とか言うんだけど、何も言わなかったら誰も気がつかなかったり、思い付かなかったりすることも世の中にはある。これは結構ジレンマだなと思いながら」と、本心を明かしていた。

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