王位戦第3局始まる 藤井聡太王位が21歳初対局

[ 2023年7月25日 09:30 ]

初手を指す藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
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 将棋の第64期王位戦7番勝負第3局は25日午前9時、北海道小樽市の「料亭湯宿 銀鱗荘」で第1日が始まった。

 タイトルホルダーの藤井聡太王位(21)=王将、名人、竜王、叡王、棋王、棋聖含む7冠=の2勝、挑戦者・佐々木大地七段(28)の2敗で迎えた今局は藤井の先手番。戦型は角換わり腰掛け銀となった。

 持ち時間はストップウオッチ計測の各8時間。第1日は午後6時に手番の棋士が手を封じ、指し掛けとなる。

 藤井は18日の棋聖戦で4連覇を達成した翌19日に21歳となってから初の対局。今局に勝てば王位戦4連覇に早々と王手をかける。第4局は8月15、16日に佐賀県嬉野市で開催される予定。その前の4日には王座戦挑戦者決定戦(対豊島将之九段)という大一番も控えている。

 佐々木はタイトル戦初出場だった棋聖戦を藤井相手に1勝3敗で屈した。並行開催の王位戦も連敗スタートと、苦しい立場に立たされている。

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