石橋貴明「大谷さんは“日本の息子”」 まさかのWBC胴上げ投手に激推し すでにロスも始まる

[ 2023年3月19日 21:32 ]

石橋貴明

 お笑いコンビ「とんねるず」の石橋貴明(61)が19日、パーソナリティーを務めるTBSラジオ「Paravi presents 石橋貴明のGATE7」(日曜後8・00)に出演。あまりに強いWBC制覇&大谷翔平投手(28=エンゼルス)への思いで、ゲスト出演した元メジャーリーガーの五十嵐亮太氏(43)をタジタジにさせた。

 栗山英樹監督(61)率いる野球日本代表「侍ジャパン」は現在開催している第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で1次ラウンドB組を4戦全勝で飾って首位通過。負けたら終わりの一発勝負となった16日の準々決勝でもイタリアを9―3で破り、5大会連続のベスト4入りを決めた。これまでの日本開催から米国開催となる日本時間21日の準決勝ではメキシコと対戦、勝てば同22日の決勝に進む。

 これを受け、この日はWBC中継でリポーターも務めている五十嵐氏をゲストに迎えて「WBC決勝ラウンド直前大予想SP!」として放送された。単独で登場したオープニングから「もう…WBC凄いですね!」「僕、大興奮しました!」「もうちょっと今、大谷さんだとか、ダルビッシュさんだとか、ヌートバーさんが日本にいないっていうだけで少し“ロス”してます。ああ、いないんだ…って。もうアメリカ行っちゃったんだ…って。もう帰って来ないんだ…って」と熱く語り出し「この興奮をどう伝えればいいのか!」と熱戦続きにボルテージは上がりっぱなし。そして、五十嵐氏をスタジオに迎え入れるとさらにヒートアップした。

 メキシコとの準決勝について「僕は勝つと思いますよ、きっちり」と断言し「マストは先制点ですよね」とした石橋。五十嵐氏がメキシコ戦の先発投手について「佐々木朗希」と予想すると、「僕は山本(由伸)投手を準決のあたま。やっぱり勝たないと決勝がないわけで」とし、決勝戦の先発投手に佐々木朗を推した。そのうえで、五十嵐氏が「大谷選手は多分もう投げられないと思うんですよね。エンゼルスの先発(予定)が決まっているってところの兼ね合いも関係しているので」と“舞台裏”に触れると、石橋は「もう1回投げさすことをパドレスがオッケーしてるんですかね。そうすればダルビッシュくんをあたまから」という一案も口にした。「そして、オレはとっておきで最後、9回、大谷さん!っていうのダメなのかな…って」と“胴上げ投手・大谷”へ思いを明かすと、五十嵐氏は「それはもう…描きすぎですね」と苦笑い。石橋が「それができたら最高でしょ?」と続けると、五十嵐氏が「石橋さん、それはちょっと現実的ではないです、正直。無理です」と、エンゼルスとの兼ね合いはもちろん、DHで出場している以上リリーフ登板のため肩をつくる時間もないとやんわり制す場面もあった。

 だが、その後も大谷に対する思いはふくらむばかりで「この映像が30年、40年ずっと。“そっか。第5回(WBC)は大谷さんが最後締めたんだよね”」と未来を妄想する石橋。五十嵐氏は「もし、そうなったら国民栄誉賞3つぐらいの価値ですよ。凄いことですよ」と苦笑いとなったが、石橋は「凄いことやりそうじゃない。だから大谷翔平なんじゃないっすか?」とキッパリ。「誰しもが考えないことをする」と続けた。

 そして、「だから僕、言ってるんですよ。大谷さんは、メッシがね、アルゼンチンで“神の子”と。で、この間“神の子”から“神”になったわけでしょ?W杯勝って。大谷さんは今“日本の息子”と。もうみんなが親になって。みんなが“こんな息子がいたら”。で、その息子が世界チャンピオンになってトロフィーを高くかざすんですよ。そして、みんな涙するというね。どうです?第5回WBC!楽天が優勝した時のさ、9回表でマー君。星野さんが言うと思いました?だって前の日150球投げたんですよ?完投したんですよ?そのピッチャーが最後出てくるなんて野球関係者、誰も思ってない」とさらに熱く語りかけた。

 星野仙一監督(当時)が田中将大の登板を告げるシーンも石橋が再現すると、五十嵐氏は「栗山さんはそのテンションではこない」と苦笑いするばかりだったが、あまりの熱さに「ドリームですね。しびれますね…。しびれますけど、夢のまた夢というかね」とポツリ。それでも「こういう人だからこの世界で(長く)生きてきたのかな。僕は石橋さんがすげーなと思います」とタジタジになりながらも笑わせていた。

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2023年3月19日のニュース