原口あきまさ モノマネ界にあった“壁”を「崩したくて動いたんです」JPも感謝

[ 2023年1月4日 17:25 ]

ものまねタレントの原口あきまさ
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 モノマネタレントの原口あきまさ(47)が1日深夜放送の東海テレビ「千原ジュニアのヘベレケ」(夜0・40)に出演。モノマネ界に存在した“壁”について語った。

 この日は「2023年新年会スペシャル」と題し、原口あきまさ、JP、キンタロー。の3人がゲスト出演。MCの千原ジュニアが「よう分かってへんねんけど、フジと日テレとどういう棲み分けなん?」と尋ねた。

 原口は「僕はどっちも出てないので言ってもいいです。日テレも5、6年ぐらい(出てない)。去年コロッケさんが勇退ってありましたけど、僕はニュースならなかったけど6年ぐらい前に(出演しなくなった)」と切り出した。

 そして、出演しなくなった理由として「トラブったわけじゃないけど、自ら手を引いた感じですね。モノマネ番組で優勝っていうのも違うのかなって僕の中にはあって」と説明。「モノマネ番組って特殊で素人さんが出てきてスターが生まれるみたいな流れじゃないですか。その局でその番組からスターを出したって囲いたがるんです」とテレビ局が自局の番組をきっかけに売れたモノマネ芸人を囲いたがる節があったとした。

 ただ「モノマネ芸人としてはモノマネ番組なので、こっちも出たい。こっちにも出たい」とどこの局でも出たいとし「“日テレで出るから、フジは出ちゃダメ”みたいなのが一時あったんです」と壁があったことを認めた上で「その壁を崩したくて動いたんです」と明かした。

 原口は壁を崩すために「ライブからはじめて、去年までやってたのが“変人”。フジからミラクルひかる、山本高広。日テレからホリ。ライブをやって、“皆でやったらこんな面白くできまっせ”って見せた。そんな時代じゃないですよって」とフジから人気が出た芸人、日テレから人気が出た芸人関係なくユニットを組んでライブを敢行。「客席にもわざと日テレ関係者の隣にフジ関係者(を招待した)。どんなリアクションやろなってやって、その年の暮れから年末頃かな?交流戦って出るようになって、今は緩和してる」とそのユニットライブをきっかけにテレビ局関係なくモノマネ芸人がいろいろな番組に出ることができるようになったと明かした。

 ジュニアが「壁をつぶしてくれたんや。すごいね」と驚くと、原口は「もっと言うてください。自分で言うの恥ずかしい」と照れた。それでもJPも「“モノマネ番組で優勝じゃないよ”ってずっと(原口に)言っていただいてて、モノマネ番組でタイトル取りたいって売れてなかったので思ってたから、こういう形で世に出させてもらったので原口さんってすげーなって。ほんまに優勝じゃないって」とモノマネ番組で優勝しなくてもブレイクすることもあると原口のおかげで実感できたと感謝していた。

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2023年1月4日のニュース