チャンス大城　高校時代の壮絶ないじめ被害告白　「脱水症状で気絶して、虫にもブワーっとたかられて」

チャンス大城公式インスタグラム（＠chance__0122）から

　お笑い芸人のチャンス大城（47）が8日、文化放送「大竹まことゴールデンラジオ！」（月～金曜後1・00）に出演。高校時代に受けた壮絶ないじめ被害を語った。

　なかなか日の目を見ず、30年近く地下芸人していた大城。NSCで千原兄弟と同期という縁もあり、「せいじさんの居酒屋で働いてて、千原トークっていうトークライブで車で山に埋められた話したらウケて、すべらない話につながったんです」と地上に出るきっかけとなった、自身の実体験「車で山に埋められた話」を披露した。

　定時制高校時代、5人組の先輩にいつも連れまわされており、しかも先輩の一人には恐喝事件で逮捕状が出ていたという。「僕らは関わらんとこと思ってたら、“俺らは逮捕状食らってんのにお前ら何距離置いてんねん！”と。友達の和田ってやつと車に乗れと言われて、夏の真夜中の六甲に連れていかれまして。心霊スポットなんですけど。トランクからスコップ出して穴掘れって言われて、掘って。全身埋められると思いました。結局、首の下まで埋められたんですよ。しかも逃げられへんようにまわりを凝固剤まかれて」と本当に逃げられない状態で埋められてしまった。

　肝試しに来たカップルに「すみません！」と助けを求めるも、「生首の霊だと思って逃げちゃって」とチャンスを逸し、「脱水症状で気絶して。虫もぶわーっとたかられて」と悲惨な状況に陥った。それでも「ここで死にたくないと思って、助けてくれーって叫んだんです。そしたら、“助けてくれー！”って。やまびこが響いたと思ったら和田の声で」と友人も別の場所に埋められていたことがわかった。

　「本当にたまたま管理人さんが通りかかって、助けてもらって。命の恩人です。号泣でした。とにかく山を下りて水を飲ませてもらって。それからもう一人埋められてるんです！って言って。でも和田が返事しないんですよ。ほんとに危なかったです」と友人も無事救助され、2人とも九死に一生を得た。

　壮絶なエピソードを披露する一方、ラジオなのに「イリオモテヤマネコの顔マネしながらフクロウの鳴き声をします」と顔芸を宣言。パーソナリティの大竹まことに「ラジオだぞ」とツッコまれ、「間違えました！」と言いながらモノマネを披露。さらに鳩時計のネタも披露して大竹は「面白い！！伝わんなかったけど…」と絶賛。F1カーにひかれそうになった野良猫の声マネも披露し、大竹は「天才！！なんでそれ今までそれウケなかったの？」と不思議がっていた。