ノンスタ石田「相談してくれたら、秀逸のボケ教えます」 一般人でも「M-1」1回戦突破できるコツは?

[ 2022年8月28日 18:38 ]

よしもと放課後クラブ「エンタメサマーキャンプ in 大阪」で講師を務めた(左から)mai、NON STYLE・石田明、本田正識氏、大工富明氏
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 よしもとアカデミーが10月に開設する「よしもと放課後クラブ」の夏休みスペシャルイベント「エンタメサマーキャンプin大阪」が28日、大阪市内で開かれ、小中高校生76人が参加。講師を務めた「NON STYLE」石田明(42)は現在、1回戦の真っ最中である「M―1グランプリ」について「一般の人はうまく見せようとしても場数を踏んでいる人には勝てない。目立つこと。個性に重きを置けば勝てる」と1回戦突破の秘訣を明かした。

 将来、エンターテインメントの仕事に関わりたいという小中高校生の夢実現をバックアップするために、学校の授業を終えた後の放課後に、K―POPダンスや漫才、新喜劇などお笑いを楽しく学ぼうという「セカンドスクール」的な学校。この日は6~18歳の小中高校生がK―POPダンスコース、漫才コース、新喜劇コースに分かれて、本モノの講師の90分指導を受け、最後にダンス、漫才、新喜劇を実演した。

 漫才コースで13人の子供たちを指導した石田。ネタ作りする即席コンビにアドバイス。「ボクに相談してくれたら、秀逸のボケを教えます」と自信満々だった。石田は自身が漫才をするようになったキッカケを披露。大阪・大淀中時代に修学旅行先で、当時人気のあった「2丁目劇場」の追っかけをしていることがバレて漫才をやらされることになった。「2丁目(劇場)のネタをパクって大ウケした」という。

 その時の快感は「今も覚えています」。高校卒業後、一度は板前修業の道へ進んだが、20歳の時に中学高校の同級生だった井上裕介(42)とコンビ結成。08年にM―1チャンピオンに輝いた。「打席に立つことが大事。失敗してもいいから参加することが成功につながる」とサマーキャンプに参加した子どもたちに、チャレンジの大事さを説いた。

 K―POPダンスコースではmai(gpSTUDIO・プロデューサー)が32人の子どもたちを指導。飲み込みの早い子どもたちに脱帽。「子どもたちからパワーをもらえました。初心者の子にもきてもらいたい。ダンスをしたいという気持ちだけで十分です」と放課後の“授業”を楽しみにしていた。

 東京校、沖縄校は来年4月に開設する予定。

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2022年8月28日のニュース