桂米団治が独演会開催 交流戦で浮上した阪神に刺激「あきらめたらアカンなと自分に置き換え頑張る」

[ 2022年6月15日 14:21 ]

創作落語披露に「苦しさと楽しさ両方感じている」と話す桂米団治
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 落語家・桂米団治(63)が15日、大阪市内で7月18日にサンケイホールブリーゼで行う独演会への取材会を行った。

 披露するのは2月から創作中の「増上寺」、父の故・桂米朝さん(享年89)が22歳の時に作ったという「淀の鯉」に大作「三枚起請」の3本。「増上寺」は直木賞で知られる直木三十五の「増上寺起原一説」を元にしたもので、2代将軍徳川秀忠が主人公。「“2代目ってつらいぞ。家康ばっかり有名じゃ。ワシだって一生懸命やってるんじゃ”というところから始まります」と、自身の境遇を含ませて一部を披露し、笑いを誘った。

 阪神ファンでも知られ「今年は開幕直後に終わったな、と思ってましたけど、交流戦で息を吹き返しましたからね。あきらめたらアカンな、と自分に置き換えて。私も『増上寺』頑張ります」力を込めた。

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