日テレ「超無敵クラス」変わらぬ10代の良さ伝えたい

スタジオは若者の熱気で充満している
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　総フォロワー数1000万人超のインフルエンサーたちが、10代の今を伝える日本テレビのバラエティー「超無敵クラス」（日曜後0・45）。宮崎慶洋プロデューサーは、出演者のオーディション時に驚いたことがある。

　10代の女性に「経済力かイケメンか、どっちの男性を選ぶか」と聞いた時だ。語り尽くされた2択だが「顔が良くなくても、SNSのフォロワー数が多かったらいいんじゃないですか」と全く別の基準を示されたという。

　宮崎氏は「それだけ若者がSNSに対して一生懸命ということ」と解釈した。スマートフォンへの依存度は確かに高い。打ち合わせをしていると、顔を上げずにスマホを触っている子もいるという。「でも態度が悪いんじゃなくて、こちらが話していることをスマホで必死に調べてるんですよ。彼らなりに頑張ろうとしている」。考え方や行動は昭和と一変したが、10代特有の一生懸命さや熱さは失われていない。番組のロケに臨む姿は全力。「10代の本質的な素晴らしさって変わってない。番組を通して、世の中に“10代っていいよ”と伝えられたら」と話している。