藤村ディレクター ローカル局で豪華な番組も出来ない中での「水曜どうでしょう」誕生を語る

[ 2022年5月26日 22:23 ]

「水曜どうでしょう」の名物ディレクター・藤村忠寿氏
Photo By スポニチ

 北海道テレビ放送(HTB)の看板番組「水曜どうでしょう」の名物ディレクター・藤村忠寿氏(56)が26日放送のTOKYO MX「サバンナ高橋の、サウナの神さま」(隔週木曜午後9:25)にゲスト出演。「水曜どうでしょう」の誕生について語った。

 藤村氏は入社5年目となる30歳で制作部に異動して作り上げたのが「水曜どうでしょう」だった。「ローカル局でひょうきん族みたいな豪華にお金をかける番組は出来るわけないから夢もなかったわけよ」と誰も期待してなかった中で制作したのが「水曜どうでしょう」だった。

 高橋が「ノウハウがないじゃないですか」と聞くと「みんなノウハウを言うんだけどそれって東京のノウハウだからお金も規模違うからそれを作るのはおかしくないかと思ってデッカイカメラはいらないからデジカム1個で旅をしようと始めたのが“水曜どうでしょう”」と藤村氏は答えた。

 10月開始で翌年の年初めにはオーストラリアでの旅をしていた。「ローカル番組が海外に行くこと自体も信じられなかったけど4人で大学生で旅行に行くのと一緒と考えると100万もあればおつりも来るぐらいの感じなのよ。海外でコーディネーターを雇うのもお金がかかるからせいぜい資料で地球の歩き方を買うぐらいだね」と語った。

続きを表示

2022年5月26日のニュース