ディーン・フジオカ 「恩人のような存在」“五代様”の影響で楽曲制作「啓示を受けたみたいな感覚に」

[ 2022年1月24日 15:11 ]

ディーン・フジオカ
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 俳優のディーン・フジオカ(41)が24日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。自身が演じた役がきっかけで楽曲を制作したことを明かした。

 福島県須賀川市出身で24歳だった2004年に香港でモデルデビューしたフジオカ。俳優としてアジアで活躍する中、15年のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で五代友厚役を演じ、“五代様”ブームを巻き起こした。

 フジオカは昨年のNHK大河ドラマ「青天を衝け」でも再び五代役を演じた。司会の黒柳徹子が「同じ役の話が来るのは珍しい」と尋ねると、「僕は初めてでした。不思議なことが起こるんだなと思いましたね」と驚きを口に。「自分の俳優のキャリアだけでなく、ずっと縁のなかった日本との縁を作ってくれたような出会い、お会いしたことはないけど、恩人のような存在だったので、まさかまた5年後に同じ人物を、今度は大河ドラマでやらせていただくっていう運びになるとは思いもよらなかったですね」としみじみと話した。

 音楽活動も行うフジオカは黒柳から「五代さんの影響で、曲をお作りになったとか」と聞かれると、「そうなんですよ」と力を込めた。「五代さんであったり、当時の偉業を成し遂げた偉人の人たちがどういう気持ちで日々生きて活動していたのか、どういう思いを後世に残そうって考えていたのかなっていうのをずっと撮影期間中に考えていた日々だったので、映像作品で演じることで必要になるエネルギーがもっとたくさんになっちゃって」と説明すると、「啓示を受けたみたいな感覚に初めてなったんですよ。『君はこの曲を作りなさい』って言われたような気持ちになって。夢枕に立つっていうんですか。それで、急いでこれだと思って、『Hiragana』ってタイトルをつけて」と続けた。

 黒柳は「聞かせていただきました」とし、「とっても胸にしみるようなところがありました」と感想を語った。

 

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