「岸辺露伴は動かない」今年も3夜連続放送 高橋一生「一つの役を長く演じることができる幸福感」

[ 2021年12月27日 11:30 ]

「岸辺露伴は動かない」第4話。泉京香(飯豊まりえ)と岸辺露伴(高橋一生)(C)NHK
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 昨年12月末に反響を呼んだ俳優・高橋一生(41)主演のNHKドラマ「岸辺露伴は動かない」が今年も27日から3夜連続(後10・00~10・49)で放送される。ファン待望の1年ぶり続編。新作だが、昨年から続く第4~6話となる。

 荒木飛呂彦氏の人気漫画「ジョジョの奇妙な冒険」第4部「ダイヤモンドは砕けない」の登場人物・岸辺露伴を中心に展開される同名傑作スピンオフ短編を初の映像化。露伴が相手を本に変えて生い立ちや秘密を読み、指示を書き込むことも可能な特殊能力“ヘブンズ・ドアー”を駆使し、奇怪な事件や不可思議な現象に立ち向かう。

 27日の第4話「ザ・ラン」に笠松将、28日の第5話「背中の正面」に市川猿之助、29日の第6話「六壁坂」に内田理央がゲスト出演。第5話は「ジョジョの奇妙な冒険」本編のエピソード。猿之助が“背中を見られたくない男”乙雅三(きのと・まさぞう)役を演じる。

 ▼高橋一生 去年の撮影の最中、続編ができるのならば「次にできること」は何かと考えていました。まだその時点で続編が決定していたわけじゃあないのに。演出の(渡辺)一貴さん、プロデューサーの土橋(圭介)さん、人物デザイン監修の柘植(伊佐夫)さん、撮影の山本(周平)さん、照明部、衣装部、メイク部、制作部も、「次」があるなら、とよく現場で話していました。そして、その時できることすべてを一丸となって注ぎ、去年末、「岸辺露伴は動かない」が出来上がりました。見てくださった方々の多くも「次」を期待してくださっていたのだと思います。1・2・3話に引き続き、4・5・6話です。俳優部の一人としては、一つの役を長く演じることができる幸福感をかみ締めると同時に、「次にできること」を楽しみながら、その時できることを詰め込みました。益々洗練されたこの奇妙な世界をご一緒に、冒険しましょう。

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