岐阜・板取川中 3年ぶり3度目返り咲きV  第9回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール

[ 2021年12月27日 05:30 ]

自由振付曲中学生部門を制した岐阜県関市立板取川中学校「二代目 板取川スピリッツ」
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 小中学生の体力向上などを目的とした「第9回全国小・中学校リズムダンスふれあいコンクール」が26日、東京・東放学園専門学校で行われた。自由振付曲の中学生部門で優勝にあたる文部科学大臣賞に輝いたのは、岐阜県関市立板取川中の2年生チーム「二代目 板取川スピリッツ」。今回で5大会連続出場を数える強豪校が2018年以来3度目、3年ぶりに王者に返り咲いた。同校の大口愛佳教諭は「1位を目指す、というプレッシャーの中で、みんなよくやってくれたと思います」と声を弾ませた。

 昨年に引き続き、今年も新型コロナウイルス感染防止のため、会場での演技パフォーマンスはなし。事前に提出された映像で審査が行われ、結果発表がライブ配信された。板取川中は男女ユニット「YOASOBI」が歌う自由振付曲「夜に駆ける」に乗って、15人が息の合ったフォーメーションダンスを披露。1位で学校名が読み上げられると、生徒同士で抱き合い、歓喜の涙を流した。

 関市立洞戸、板取中が合併し、16年に開校。17年から本コンクールに参加し続け、地域では「ダンスといえば板取川中」と親しまれているという。大口教諭は「みんなが頑張ったおかげで、今回優勝。胸を張って後輩たちに伝統として受け継いでもらいたいです」と話した。

 また、規定曲の中学生部門は、大阪府寝屋川市立第十中の2年生チーム「2―3」が文部科学大臣賞。4人組ユーチューバーバンド「犬も食わねぇよ。」の「チャイム・リープ」に合わせて、躍動感たっぷりに踊った。

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2021年12月27日のニュース