元AKB48・内田眞由美 アイドルグループをプロデュース 「センターの色は白がいい」

[ 2021年12月27日 08:30 ]

アイドルグループをプロデュースする内田眞由美
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 【牧 元一の孤人焦点】AKB48の元メンバーで焼き肉店オーナーの内田眞由美(28)が自らプロデュースするアイドルグループへの思いを明かした。

 既にオーディションの実施を公式サイトなどで公表。専用LINEアカウントを通じて参加希望者を募集中(来年1月23日締め切り)だ。

 内田は「私がアイドルを卒業してから時間がたちましたが、今でもアイドルは最高だと思っています。私と同じようにアイドルが好きで、自分がなりたいと思っている女の子たちに、できるだけ多く会いたい」と語る。

 オーディションはドリーミュージック、フレオマネジメントとのコラボレーション。第1次が書類選考、第2次が面接、第3次が歌とダンスの審査で、3月中のメンバー決定、4月または5月のデビューを目指している。

 内田は「最も大切なのは、本人が本当にアイドルが好きかどうかということ。とりあえず有名になりたいとか、チヤホヤされたいという気持ちではアイドルはできません。私がファンの方々に見せたいと思っているのは、その子たちの一生懸命な姿、夢を追いかける姿です」と説明する。

 グループ名は未定だが、デビュー曲は既に音楽プロデューサーとともに製作済み。明るい曲調で、アイドルソングの王道のイメージがあるという。

 「メンバーの人数は5人か7人を想定しています。奇数にこだわるのは、センターポジションを作りたいからです。センターには、そのグループの入り口となる役目があります。私が理想とするセンターは、色で例えるならば、白。まだ何色にも染まっていない子、癖が強くなくてクリアな感じの子がいいです。その周りに赤や青がいて支えるグループにできれば、と考えています」

 結成後は週に1、2回程度、ライブを行っていく方針で、目標は日本武道館公演。自身はプロデューサー業に徹するが、メンバーのケアや、衣装、メーク、グッズなどにも関わりたいという。

 「成功させなくちゃいけないので、いろいろなことに口を出していくと思います。例えば、衣装も、メンバー自身がかわいいと思えば、モチベーションが上がって力を発揮しやすくなります。自分がアイドル時代に思ったこと、考えたことを生かしていきたいです」

 27日が自身の28回目の誕生日。今の状況はコロナ禍で厳しさがあるが、オーナーを務める焼き肉店を地道に切り盛りしている。

 「周りの方々が応援してくれたおかげで、ここまで続けて来ることができました。ありがたいです」

 大変な時代だからこそ求める明るい方向性。それがアイドルグループのプロデュース。容易ではない歩みだが、こちらも周囲の支援を受けながら着実に進めていくに違いない。

 ◆牧 元一(まき・もとかず) 編集局デジタル編集部専門委員。芸能取材歴30年以上。現在は主にテレビやラジオを担当。

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2021年12月27日のニュース