徳光和夫 妻は初期の認知症「もの覚えがどんどん薄れていく」も「一人残していくわけにはいかない」

[ 2021年12月23日 14:09 ]

フリーアナウンサーの徳光和夫
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 フリーアナウンサーの徳光和夫(80)が23日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。認知症を患っているという妻について語った。

 元日本テレビアナウンサーの徳光。司会の黒柳徹子から妻について、「徳光さんの奥様というのは、日テレのすぐ前あたりにあった喫茶店の看板娘でいらっしゃいまして。その方とうまくご結婚になりまして」と紹介されると、徳光は「いえいえ、看板じゃないですけど…」と謙遜した。さらに黒柳が「その方がちょっと初期の認知症におなりになった」と続けると、「そうですね。ですからもの忘れというより、もの覚えがどんどん薄れていくっていうのが」と明かした。

 「毎日いろんな話をするんですけれども、話すことは毎日同じことを繰り返すわけですよ」と徳光。「でもまあ、僕もアナウンサーなんでね。ですからちょっときょうはこの話を引き出してやろうっていうときにはこっちが質問して、彼女が話せるような話、マッカーサーに会ったとかですね。マッカーサーを見に行ったっていうことですよ」と工夫して会話を続けていると話した。

 また話題が終活になると、徳光は「僕はしてないんですが、気持ちの中での終活は、やっぱり今女房を見ておりますとゆるやかに(症状が)進行しているわけですよね。でもまあ明るく会話を交わしながらですね、もの忘れじゃなくて、もの覚えが非常に衰えておりますんで、一人残せないなと、こいつを一人残していくわけにはいかないなと」と強調。「私の中で終活があるとするなら、彼女より、生きようかなっていうことですかね。そういう気持ちですね、今」と言い切った。

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2021年12月23日のニュース