橋下徹氏 オーストリアの未接種者ロックダウンに「日本もワクチン接種パスポートの議論が必要になる」

[ 2021年11月15日 08:33 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が15日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。オーストリアのシャレンベルク首相が14日に新型コロナウイルスワクチンの接種を完了していない人に対して、15日から外出制限措置を適用すると発表したことに言及した。

 地元メディアなどが報じたもので、コロナ感染状況が収束しない中、ワクチン接種を促す狙いがあるとみられる。ロイター通信によると、オーストリアで接種を終えたのは人口の約65%で、西欧で最も低い水準に属するという。適用期間は10日間で、12歳未満は対象外。ワクチン接種を終えていない人は、通勤や必需品の購入などを除き、外出できない。

 MCの谷原章介(49)が「日本だと問題が怒りそうですよね?」と聞くと、橋下氏は「これは差別、不平等だっていう声が起きるんでしょうけど、それよりも感染を抑止するっていう方向に動いたんでしょうが、欧州の今の感染拡大といっても死亡者数は抑えられている。ただ日本よりも数は多いです」とし、「日本もワクチン接種者と未接種者で区別をするかどうか。僕は区別派なんですが、当然これに反対の意見もあるので、これはもう政治がしっかり議論して決めてもらわなければいけないですね」と自身の考えを述べた。

 そして「日本も経済活動を再開するのにね、このワクチン接種パスポートというものが必要なのかどうなのかってこともこれから議論になる」と指摘。永島優美アナウンサー(29)が「打ちたくても打てない方もいらっしゃる」と言うと、「そうですね。そういう方への配慮は絶対に必要ですね」と答えていた。

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2021年11月15日のニュース