角野卓造 妻・倉野章子との役者らしい“夫婦生活”「そういうことって必要だねって」

[ 2021年9月19日 14:34 ]

角野卓造
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 俳優・角野卓造(73)が19日、TBSラジオ「安住紳一郎の日曜天国」(日曜前10・00)にゲスト出演し、妻の女優・倉野章子(74)との生活スタイルについて語った。

 文学座の先輩だった倉野と結婚し、最初に住んだ家は東京・阿佐ヶ谷のマンション。生活空間が中央にあり、両端に部屋があるような間取りだったという。「同業者だから、時間帯が仕事によって違ったり、1人は芝居をやってるけど、1人はテレビの連続(ドラマ)をやってるということがあると、せりふを覚える時間帯が別だったり、下手すると起きたり寝たりする時間も別だから、一人一人の部屋があった方がいいだろうと」。お互いの仕事を邪魔しないスタイルが偶然、生まれ、「そういうことって必要だねということが分かったんですね」と話した。

 現在の自宅はビルの3~5階で、3階が角野、5階が倉野、4階が共同生活スペースの形を取っているという。「朝とかは一緒に4階の部屋にいて、昼間はそれぞれの部屋で。夕方、『おーい、ぼちぼちだぞ』って言って俺が上がって来て、彼女が支度をして一緒に夜のご飯を食べるという」と、変わった夫婦生活の形を明かした。

 戦後、政治家として日本の復興に尽力した白洲次郎がかつて、夫婦円満の秘訣を問われ、「ずっと一緒にいないこと」と話していたことが印象に残っているという。「離れるわけじゃないんで、一緒にいる時間もあるんだけど、自分たちの時間を持っているってことはある種、秘訣かも分からない」と話すと、パーソナリティーの安住紳一郎アナウンサー(48)も「ちょっといい緊張感と、新しい新鮮味を失わないというところはあるかもしれませんね」と納得していた。

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2021年9月19日のニュース