上沼恵美子 M―1審査員の苦悩を告白「審査員を審査するの、イヤだわ。ホントにイヤ」

[ 2021年9月19日 13:11 ]

上沼恵美子
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 タレントで歌手の上沼恵美子(66)は19日放送の読売テレビ「上沼・高田のクギズケ!」(日曜前11・40)で、自身が務める漫才No.1決定戦「M―1グランプリ」について「審査員を審査するの、イヤだわ。ホントにイヤ。やめて」と切実に訴えた。

 上沼は07~09年の3年間と、大会復活翌年の16年から昨年までの計8回、審査員の大役を務めている。なかでも「上沼恵美子怒られ枠」といわれ、漫才後に厳しく叱責されるとその後、注目されることが多い。昨年の覇者・マヂカルラブリーは17年に酷評され最下位の10位に終わったが、昨年リベンジを果たして優勝した。

 また、18年には大会終了後、17年Vのとろサーモン・久保田かずのぶ(41)、スーパーマラドーナ・武智(43)がインスタグラムの生配信で審査員・上沼を批判して炎上騒動となった。被害者である上沼は1週間後の12月9日、出演した「クギズケ」の番組冒頭で「2人に対する怒りの思いはなく、暴言を気にしてない」と語った。

 上沼自身は、姉と「海原千里・万里」のコンビを組んで、「海原千里」として71年にデビューした。結婚を機に77年にコンビ解消。78年に長男出産後、本名の「上沼恵美子」として芸能界へ復帰した。「前の名前は5、6年。上沼の方が長いんです。(漫才歴5、6年で)お笑いは分からんのに、M―1の審査員やってる」と苦悩を明かした。

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