千秋 芸歴30周年で父の情報“解禁”「スーツよりも作業着を着ていたいひと」

[ 2021年9月9日 20:21 ]

タレントの千秋
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 タレントの千秋(49)が9日までにインスタグラムを更新し、父親について思い出話をつづった。

 千秋の父は、日本板硝子株式会社の元取締役会議長兼取締役会長の藤本勝司氏(78)として知られているが、千秋自身は、前日のインスタグラムでこれまで「意外とNG事項が多くて、名字出さない。公式には年齢非公開。家族は出さない。肌の露出禁止。すっぴんも見せない。家や車の撮影NG」などを「素質や事務所の方針以外にも、デビュー前後にハードストーカーにつきまとわれたこと、芸能界に入るにあたり両親や親戚に迷惑をかけないようにすること、厳しい親からの決まり、などいくつかの理由もありました」と説明していたが、「芸歴30周年ということで、この大量のNG事項の中から、もう大丈夫なものをいくつか大放出予定」とつづっていた。

 この日は日本板硝子の千葉工場の写真を投稿。「技術屋の父は、ここの工場長になるのが夢でした。寝言でもいつも、化学式とか窯の温度の数字を言ってました。(今も)」とし、1000人以上のじゃんけん大会を勝ち抜いた思い出話を披露。「父は、全国、世界各地にある全ての工場を愛しています。現場が好きだったから。スーツよりも作業着を着ていたいひと。(取引先の社長達が運転手付きの外車で訪問してくるのに、原チャリ&ヘルメット&作業服で通い続け、会社から『社外への見え方もあるので原チャリ通勤はやめて欲しい、作業着は社内で着替えて欲しい』と声が上がり、結果、徒歩で通うという逸話あり)思い通りにはいかないものですね」とつづった。

 フォロワーからも「素敵なお父様」「お人柄がよく判る~」「一生懸命な人柄が思い浮かびますね」「素敵なお話を聞けて嬉しいです」などの声が寄せられた。

 千秋は1991年、フジテレビのオーディション番組「ゴールド・ラッシュ!」で優勝し、芸能界入りしたが、両親からは芸能界入りを反対され、以前テレビ番組で父からは「無理やり辞めさせたら一生恨まれるから、落ちたら納得して諦めるんじゃないか。最後だよ、芸能人になるのは最後だよ」と言われたことを明かしている。だが優勝し、「2年間だけ好きなことしていいけど、2年以内に生活できるような結果を出さなければ『明日からすぐOLさんになる』って念書を書かされた」ものの結果を出し、今に至っている。

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