吉本新喜劇の五十嵐サキ コロナ感染の父が死去「悲しく悔しい」も最期の涙に「声が届いて良かった」

[ 2021年9月3日 18:38 ]

 吉本新喜劇の五十嵐サキ(47)が新型コロナウイルスに感染した父が亡くなったことを2日、インスタグラムとブログで報告した。

 インスタグラムで「本日 お昼過ぎに 父 他界しました」と報告。「母が難病になってから ずっと一緒に在宅介護をしてきました 父はコロナ重篤で救急搬送されてから約二週間 呼吸器を装着して頑張っていましたが 兄の命日である本日 あの世へ旅立ちました」と説明した。

 「我が家は本当に色々と大変な事が多かったです」ともつづり、最後は「今まで一生懸命育ててくれて 家族を守ろうと頑張り続けてくれた父に感謝しています お父さん今まで本当にお疲れさまでした!ゆっくり休んでください 本当に今まで有り難うございました!」と締めくくった。

 また、ブログでは「本日 父が急変からの心肺停止となり 駆け付けた時には意識はありませんでした。けれど医師が『聴覚が残っているのでまだ声は聞こえます』と言ってくれたので 完全防備で手袋からになりましたが 父の手を握り 頬を撫で めいいっぱいの今まで感謝の気持ちと お別れの挨拶をしました」と父との別れを振り返った。

 すると「自力で目を開ける事も出来なくなっていた父でしたが 父の目から涙が流れました」。五十嵐は「父の残っている思いが溢れた涙だと医師から聞かされ 最後の最後に私の声が届いて良かった お父さん、、沢山沢山苦労しながら育ててくれて 家族みんなを愛してくれて お兄ちゃんが先立った時から本当に苦しかったと思うけど 今までお母さんと私の為に頑張って生きてくれて 有り難うございました」と感謝をつづると、「いっぱい苦労したから ゆっくり休んでください」とした。

 さらに「コロナで他界してしまい ちゃんとした葬儀も出来ず 悲しく悔しい最後ですが 明日送棺の時だけ少し離れた所から顔を見てお見送り出来るとの事なので 父の大好きな日本酒を持って親戚達と一緒にお見送りしてきたいと思います」と語ると、「皆様からの温かいコメントも一緒に持って行かせて頂きます!本当に 皆様 有り難うございます!」と結んだ。
 

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2021年9月3日のニュース