舛添要一氏 菅首相は「自民党のなかではまともな政治家」と評価 黒幕に利用され…「悲劇の雇われマダム」

[ 2021年9月3日 15:53 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が3日、自身のツイッターを更新。自民党総裁選に出馬しないと表明した菅義偉首相について「悲劇の雇われマダム」と評した。

 菅首相はこの日の自民党臨時役員会で、総裁選(17日告示、29日投開票)に立候補しないと表明。決断の理由について新型コロナウイルス対応を挙げ、「総裁選を戦うには相当のエネルギーを要する。総裁選は不出馬とし、コロナ対策を全うしたい」と述べた。

 これを受けて舛添氏は「菅首相は、黒幕たちにいいように使われ、捨てられた。悲劇の『雇われマダム』だ。背後には、悪い奴がいる。コロナ対策など殆どの政策は、安倍首相のものを踏襲しただけだ」とツイート。そして「政策では失敗したが、菅義偉は、自民党のなかではまともな政治家の一人だ」と評価し、「自民党も日本の政治も劣化し続けていく」と私見を述べた。

 また、新政権誕生に対する期待感から東京株式市場の平均株価が急騰したことにも言及し、「市場の反応は正直だ。内閣支持率が20%台では、こうなるのは当然だ」とコメントした。

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2021年9月3日のニュース