V6坂本昌行 来年1月ソロ活動第1弾、思い出の主演ミュージカルで始動 13人演じ分けピアノ弾き語りも

[ 2021年9月3日 04:00 ]

坂本昌行
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 V6の坂本昌行(50)が来年1月から上演されるミュージカル「マーダー・フォー・トゥー」で主演を務める。これが、11月に控えるグループ解散後、初の本格的なソロ活動となる。「今までに見たことのないミュージカル、そして、一度見たら癖になる作品をお届けします」と意気込んでいる。

 2016年に坂本主演で日本初演。米国を舞台に、とある殺人事件を巡る刑事と容疑者のやりとりを描くコメディーミステリー。2人芝居で職業も性別も異なる13人の役を演じ分けるほか、ピアノの弾き語りも見どころの一つとなっている。

 初演時には、稽古中に20年以上ミュージカルを経験してきて初めて知恵熱を出したというほど全身全霊で向き合った。6年ぶりという満を持しての上演に「再演のお話をいただき、うれしさよりも当時のつらさや怖さがよみがえってきました。だからこそ乗り越えた時、また最高の気分が味わえると思っています」と意欲満々な様子。

 自身初の演劇賞となる第24回読売演劇大賞の優秀男優賞を受賞した思い入れのある作品で、一人の俳優として新たなステージへ踏み出す。

 今回坂本とタッグを組むのは、今年「第46回菊田一夫演劇賞」を受賞した実力派俳優の海宝直人(33)。2人は初共演で「さまざまな役を演じられる坂本さんの演技を受けて、自分もどう返せるかが楽しみです」とこちらも挑戦を楽しみにしている。

 来年1月8~23日の東京・Bunkamuraシアターコクーン公演を皮切りに、大阪、宮城、長野でも上演される。

 《V6ラストツアー4日開幕》V6のラストツアー「V6 groove」は4日、マリンメッセ福岡で開幕する。大阪など全国9カ所で18公演を予定。最終公演はジャニーズグループでは異例の解散日当日である11月1日に開催。千葉・幕張メッセ幕張イベントホールで行われ、「ジャニーズネットオンライン」での生配信も実施される。4日には、最後のオリジナルアルバム「STEP」も発売される。

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2021年9月3日のニュース