橋下徹氏、バッハ会長の銀ブラ“スルー”した政府に苦言「だからメッセージが国民に届かない」

[ 2021年8月13日 17:31 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が13日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜後1・55)に生出演。東京五輪が閉幕してから一夜明けた9日夕、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が東京・銀座を散策したことに触れ、政府を厳しく批判する場面があった。

 番組では、コロナ対策分科会の尾身茂会長が「このままでは救える命が救えなくなる状況の回避のため、今後2週間で東京の人の流れを7月前半の約5割に」と提言したことを報道。

 これに橋下氏は「『メッセージで国民は動かない』という前提を押さえないといけない」と、持論を展開する。「細かなことですけど、バッハ会長の銀ブラね。14日間の待機期間を過ぎたので外を出歩くことはある程度自由だと思います。でも、銀ブラについては『不要不急だ』と政府がバシーンと言わなかったら、国民としては『自粛って何なんだろう?』ということになる」と、“スルー”した政府の責任を追及した。
 「『個人の判断にゆだねます』ってことになったら、国民も『個人の判断じゃないか』ってことになってしまう。だから全部合わせて、政府からのメッセージが国民に届かない」と、厳しく批判した。

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2021年8月13日のニュース