佐久間宣行氏 テレ東退社理由は「会社が不満があるというよりも…」 退社後のギャラは「上がってない」

[ 2021年8月13日 12:32 ]

佐久間宣行氏
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 テレビプロデューサーの佐久間宣行氏(45)が12日深夜放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(木曜深0・59)にゲスト出演。テレビ東京退社後のギャラ事情を明かす場面があった。

 自身の番組作りへのこだわりを聞かれ、「僕は、テレビ東京という小さい局だったのもあって、出てくれた出演者が僕の番組でしか見せない魅力はあるようにしようって。他の番組でよくやっている魅力はもっと規模の大きな、メジャーな番組で見られるから、僕の番組でしか見られない顔、魅力の箱が開くようにしようと思っていて、それが見たいにつながっているんじゃないかなと思う」と見解。「原動力は思いついちゃったことですよ。芸人さんのこの表情を見てみたいとか、このストーリー思いついちゃったから形にしたいが原動力。そのワクワクはADやっている時からかわらない」と語った。

 今年3月に長年勤めたテレビ東京を退社した佐久間氏は、その理由についても言及。「会社が不満があるというよりも、ディレクターを続けたいのと、テレビ東京に所属していたら断らなきゃいけない仕事をやってみたい」とキッパリ。「今、テレビは変革期で、それは皆さん、感じながらやってると思うんですけど、まず外でいろいろと体験して、テレビに恩返しできればいいな、という感じ」と熱く語った。

 佐久間氏にとってのアナザースカイはまさに“テレビ東京”だといい、「これからいろいろなコンテンツが増えていく時代に、どれだけ自分の武器を尖らせるか、じゃないと観てもらえないという時代に突入すると思うけど、そこにどうアプローチするかっていうのはテレビ東京で学んだことがほぼ全て。他とかぶったら負けみたいなDNA、辞めてからも僕の中にはある」とコメント。「ただ、その代わり、莫大な予算の使い方が分からないっていう、それがある。お金の使い方が分からない」と苦笑した。

 テレビ東京退社後のギャラについても話が及び、「包括契約、3番組でまとめていくらみたいな契約を結んじゃったので、テレビ東京に関してはギャラは上がってないです」と告白。他局からのオファーについては「今のところはあれですけど」と未経験としながらも「ただ大丈夫なんです、テレビ東京より安いってことはないので」とぶっちゃけ、笑わせた。

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2021年8月13日のニュース