武井壮 東京五輪で劇的復活の池江璃花子に称賛と願い「幸せな光が降り注ぎ続けてほしい」

[ 2021年8月13日 12:19 ]

武井壮
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 タレントの武井壮(48)が、12日深夜放送のTOKYO FM「TOKYO SPEAKEASY」(月~木曜深夜1・00)に、元衆院議員でタレントの杉村太蔵(42)とゲスト出演し、閉幕した東京五輪の思い出に残るシーンを語った。

 日本フェンシング協会の会長を務める武井は、「エペの金メダルは当然、身内のことなんで思い出に残っている」と、まずは団体男子エペの金メダルをピックアップ。さらに、競泳の池江璃花子(21=ルネサンス、日大)の復活劇を挙げた。

 池江は19年に白血病と診断され、長期の入院生活を経て、昨年8月に実戦復帰した。東京五輪の出場権を獲得し、400メートルメドレーリレーでは決勝を泳いだ。武井は「あの池江璃花子さんの、まさかこの東京で間に合って、しかも決勝を泳いでるって…」と短期間での復活に驚きの声を上げ、「何かの転生した姿なんじゃないかなくらい思ってるんだけど、何か宿命を背負ってるのか」とも表現した。

 池江は病魔との闘いの後、筋肉の落ちた体を再び鍛え直して五輪への切符をつかんだ。武井は「退院した後、筋肉なんかほとんど落ちてたじゃない?そこからみるみる、みずみずしい体に戻っていき…。そりゃ全盛期から細いですけど、あんなことってあるんだね。白血病からあんな回復を遂げるアスリートっているのね?」と驚きの言葉を並べた。

 池江の泳ぎを見て、武井は24年パリ五輪に、がぜん期待が上がったという。「これで、3年後のパリで彼女が金メダルみたいなことになったら、女神だよね、スポーツ界の。象徴的な存在になるだろうなって。彼女が生きている間、オリンピックを象徴するビーナスのように日本を代表する選手になるだろうなって、すごくイメージが湧くんです」。その上で、「二度とああいう病魔に襲われるようなことがなく、今後の人生、あの子に幸せな光が降り注ぎ続けてほしいと感じる。もういいんじゃない?と思う。あんなつらいことを経験して、あの輝きを失ってなお、ということだから」と、祈るような思いを打ち明けた。

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2021年8月13日のニュース