藤井王位 豊島竜王との第3局始まる 戦型は角換わり 1日目午前としては異例の早さで54手まで進行

[ 2021年7月21日 12:40 ]

王位戦第3局に臨む藤井聡太王位(日本将棋連盟提供)
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 藤井聡太王位(19)=棋聖と2冠=に豊島将之竜王(31)=叡王と2冠=が挑む第62期王位戦7番勝負第3局は21日午前9時、神戸市の「中の坊瑞苑」で藤井の先手で1日目が始まり、戦型は先後逆ながら第2局に続く角換わりになった。

 11時前後、藤井が4筋の歩を突きだして早くも開戦。銀交換を果たし、お互いの飛車が4筋に控え、藤井銀を挟んで向かい合った。午前12時30分、昼食休憩に入った。1日目午前の進行としては異例の早さと言える54手まで進んだ。メニューは藤井が「三田牛と淡路玉葱(ねぎ)焼き膳」、豊島が「国産うな重膳」。

 19日に19歳の誕生日を迎えた藤井はその初戦。番勝負は1勝1敗でどちらが先行するか、注目される。

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2021年7月21日のニュース