橋下徹氏「人生において必ず宝になる」 米子松蔭にサヨナラ負けの境ナインにエール

[ 2021年7月21日 22:01 ]

元大阪市長で弁護士の橋下徹氏
Photo By スポニチ

 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が21日、自身のツイッターを更新。ロナ禍による出場辞退から一転、試合出場となった米子松蔭がこの日行わた全国高校野球選手権鳥取大会2回戦で逆転勝ちを収めたことを受け、対戦相手の境へメッセージを送った。

 試合は、境が6回までに2点のリードを奪うも、米子松陰が9回に山崎泰輝(3年)の左前適時打で1点差に。さらに2死満塁から4番・小野陽一朗(3年)の左前2点適時打で劇的な勝利を飾った。

 橋下氏は「境高校の部員にとっては試合の結果は残念だったが、ここで不戦勝を取り消し試合をやったことは人生において必ず宝になる。五〇歳になっても必ず酒の肴になる。今は悔しいだろうけれど、本当に素晴らしいことをやったと思います。本当に」とエールを送った。

 春の県大会の優勝校の米子松蔭は、第1シード校として17日の2回戦から登場する予定だったが、学校関係者1人が新型コロナウイルスに感染したことが判明したため出場を辞退。いったんは境の不戦勝となった。翌18日、米子松蔭の西村虎之助主将が「何とか出場する道を模索していただけませんか?」とツイッターに投稿したことを受け、各界の著名人も続々と反応。米子松蔭も再出場の救済措置を求める嘆願書を県高野連に提出し、19日には県高野連が米子松蔭の出場容認を発表した。境が“再試合”を了承してこの日の試合が実現したことについて、この日の試合後、米子松蔭の塩塚尚人監督は「相手の境高校さんが受け入れてくださったこと、そこに深く感謝しています」と話していた。

続きを表示

2021年7月21日のニュース