橋下徹氏 国政待望論浮上の小池都知事を絶賛「有権者の支持を引きつける能力は天下一品」

[ 2021年7月12日 18:42 ]

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(52)が12日、フジテレビの情報番組「Live News イット!」(月~金曜後3・45)に出演。東京都議選が終了し、国政待望論が世間でにわかに巻き起こっている小池百合子都知事について「有権者の支持を引きつける能力は天下一品だと思います」と絶賛した。

 橋下氏は最近の小池知事について「あの~色々と病気されたことについて意図的じゃないかとか本当に病気だったのか色々言われてますけど、やっぱり都知事の仕事って激務なんでね。カラダを壊される事はあると思います。ただ、どうであれ全て全体の流れを見ると、民主国家の政治家としては凄い能力だなと。こういう行動力、判断力は本当は野党が持たなきゃいけないんですよ。有権者の支持を引きつける能力は天下一品だと思いますけどね」とコメント。

 政治家に求められる能力について「政治家に人をまとめる力。それから官僚を動かす力、課題解決に向かって突進していく力、それに加えて記者に向かってちゃんと発信して国民に伝える力があります」と力説。「政治家には得意、不得意があって、これらを一人の政治家に全部求めるっていうのはちょっと酷かなと思います。小池さんはメッセージを伝える力は天下一品。だけど内実までは分からないですが議院内閣制のもとで国会議員を集める、味方を集めるっていうのはあんまり得意じゃないのかな。どっちかというと僕もそうなんです。僕も世間に向かって何か言うのは得意だけど、人を集めるのは苦手だった」と自分の“似たタイプ”であるとを予想。

 小池知事は9日の定例会見で国政復帰について「知事として新型コロナウイルス対策のまっただ中にあり、頭の片隅にもない」と述べていたが、橋下氏は「小池さんは今はコロナ対応に集中されているんでしょう。ただあの~政治家の“頭の片隅にもない”って言葉はだいたい片隅ある場合ですよ。僕も2万%立候補しませんと言っておいて、(実際は)立候補していますからね」と笑顔で指摘した。

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2021年7月12日のニュース