元ラーメンズ片桐仁の新相方は青木さやか!即席ユニット「母と母」KOC台風の目?ともに賞レース初参戦

[ 2021年6月27日 01:45 ]

即席ユニット「母と母」を結成し、キングオブコントに初挑戦する片桐仁と青木さやか(C)TBSラジオ
Photo By 提供写真

 今秋に行われるコント日本一決定戦「キングオブコント(KOC)2021」に即席ユニットで初参戦すると発表されていた元「ラーメンズ」片桐仁(47)の“新相方”がタレントの青木さやか(48)に決まった。26日深夜放送のTBSラジオ「エレ片のケツビ!」(土曜深夜1・00)で発表された。「母と母」のユニット名で1回戦から出場。2人とも20年以上の芸歴を誇るが、「M―1グランプリ」「キングオブコント」「R―1グランプリ」などのいわゆる賞レースは初参戦。今大会の台風の目となるか、注目される。

 ラーメンズは1996年に多摩美術大学版画科の同級生だった小林賢太郎(48)と片桐2人が結成。99年に始まったNHKのネタ番組「爆笑オンエアバトル」に登場。“片桐”という謎の生物について講義を繰り広げる「現代片桐概論」など、シュールなネタで知名度を上げた。98年から17回を重ねた本公演(舞台)は毎回、チケット入手困難。テレビにほとんど出演しない分、カリスマ的な人気を誇ったが、小林が昨年12月に芸能活動から引退。09年以降、コンビとしての活動はなかった。

 今回、片桐がパーソナリティーを務める同ラジオで、即席ユニットを結成し「キングオブコント」に挑む企画「KOC決勝への道」を始動。新相方を募集したところ、多くの芸人が「片桐仁とコントがしてみたい」と名乗りを上げた。

 候補を10組に絞り、片桐とともに同ラジオのパーソナリティーを務めるエレキコミック・やついいちろう(46)が開催する無料オンラインフェスティバル「YATSUI FESTIVAL!2021」(6月19~20日)で、片桐が候補者とネタを披露。最もウケた1組が片桐と即席ユニットに組み「キングオブコント」に挑むことになった。

 観覧者投票による結果は、元ハリガネロック・ユウキロック(49)とのコンビ「こなおとし」が3位(404ポイント)、ぽんぽこ・高木ひとみ〇(たかぎ・ひとみまる=31)とのコンビ「じん〇(じんまる)」が2位(811ポイント)。不倫の情事の真最中に夫が帰ってくるというネタを披露した青木とのコンビ「母と母」が1位(906ポイント)に輝き、40代ながらフレッシュなコンビが優勝を目指すことになった。

 片桐は「10組と(ネタを)やったら、みんな好きになってしまい、自分では選べなかったですが、決まりましたので頑張ります。『母と母』はリスナーの方から頂いた2分のネタしかないですので、さらに募集したいと思います。何せ、これから1回戦ですから」と呼び掛け。

 青木は「ネタは苦手な方で、20年近くやっていませんでした」としながらも「片桐さんと組んでコントをやらせていただいたら、もう楽しくて、しようがない。お客さんの前でネタを披露するライブ感覚もよみがってきたようです。既に新しいネタも考えています」と意欲満々に語った。

 「即席ユニット参加初解禁の今年の台風の目になるべく、『エレ片のケツビ!』から満を持して片桐仁をキングオブコントに送り込みます。ラーメンズを失くした悲しきコント兵器“片桐仁”の力を存分に発揮させる相方を探すため、1組に絞ります。選ばれた1組と大会に殴り込みだ!」と片桐を後押ししてきたやついは「2人とも賞レースに出たことが一度もない片桐、青木コンビですからフレシュです。何より同じ年ですし、今乗っていますから、ある意味、最強です。まぁ落ちても『M―1』がありますから(笑)」とエール。

 やついの相方・今立進(45)も「最近は若手の勢いが凄いですけれども、やっぱ40代も負けてないぞというところを遺憾なく発揮してくれると思います!『母と母』、頑張れ~!」と期待した。

続きを表示

2021年6月26日のニュース