陣内智則 本当に仕事無くなった「どん底」からの転機 スタッフ同士のリハ「こいつら!と思ったけど」

[ 2021年6月26日 14:50 ]

陣内智則
Photo By スポニチ

 お笑い芸人の陣内智則(47)が25日放送のフジテレビ系「人志松本の酒のツマミになる話」(金曜後9・58)に出演。離婚騒動から気持ちを切り替えることができた出来事を明かした。

 AKB48を卒業したばかりのタレント・峯岸みなみ(28)から「人生の分岐点をどう乗り越えたか?」と質問され、陣内は自身の分岐点として2009年3月の離婚を挙げた。

 自身の浮気が発覚したことでの離婚で、当時について「どん底です」とキッパリ。「その前まで引く手あまたのお仕事だったんです。(仕事減の理由が)それがどうかわからないけど、本当に無くなって」と陣内。「でも、バラエティーに俺は救われた。ダウンタウンさんに救われた。やっぱり笑いに変えてくれた。『お前なんかあったんか』『離婚したんや』とか、それで『笑ってもええねや!』っていう世間(の変化)もあって」と語った。

 当時について「あの時、台本で作家さんがテキトーな感じで書くやん。『浮気した陣内です』とか。それを見た瞬間に嫌やったんですよ。『なんで、こんなん出なあかんねん!』って(思った)。紹介でも『浮気、山ほどした陣内智則さんです!』みたいに書いてあって、あの時は断ったんですよ。浮気とか言われることが本当に嫌やったから。その時は本当に(仕事は)来なかったし、いいマインドじゃなかった」と振り返った。

 心境に変化があったのは、ある日、とある番組に出演するために楽屋に入った時だった。楽屋にはスタジオでのリハーサルの風景が観られるものがあり、陣内が見ていることを知らないスタッフが番組のリハーサルを行っていたという。「僕役のADに、司会者役のスタッフが『浮気、山ほどした陣内智則さんです!』に言ってて…。『いうな!』『どんだけしたんや!』『山ほどしたんや!』って」と「陣内智則」と書かれた札を首からかけたADと、司会役のスタッフのやり取りを明かし、「ケタケタケタって笑ってて」と回顧。ただ、司会役のスタッフは草野仁(77)と書かれた札をかけていたといい、「草野さんがそんなイジリするわけない。こいつら!と思ったけど、逆に言うたら、スタッフが僕をイジって笑ってくれてるなら、逆に吹っ切ったほうが(いいと思った)。(スタッフに)教えられたんです。松本さんとかが言うてくれて、『おーい!』っていうのが笑いになってきた」と吹っ切れた瞬間を明かした。

 峯岸にも「吹っ切ったほうがいいと思う。もうAKBのことを忘れて」とアドバイスを送った。

続きを表示

2021年6月26日のニュース