AKB総監督・向井地美音が新型コロナ感染 舞台「新・熱海殺人事件」残り2公演中止 微熱も体調は安定

[ 2021年6月19日 17:14 ]

舞台「新・熱海殺人事件」で熱演する向井地美音(撮影・尾崎 有希)
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 AKB48グループ総監督の向井地美音(23)が新型コロナウイルスに感染したと19日、出演中の舞台「新・熱海殺人事件」(東京・紀伊國屋ホール)の公式サイトとAKB48公式ブログで発表された。18日に発熱と喉の痛みがあり、東京都内の医療機関でPCR検査を受けた結果、陽性と判明。残る20日、千秋楽21日の2公演は降板、中止となった。劇作家・つかこうへい氏の伝説的作品。改修を終えた“演劇の聖地”東京・新宿の紀伊國屋ホールの柿落とし公演として今月10日に初日を迎え、向井地はヒロイン役をダブルキャストで演じていた。

 AKB48公式ブログによると「現在は微熱の症状はございますが、体調は安定しており、保健所の指示に従い、健康観察及び自宅療養とさせていただく予定です」とした。

 公演主催者は出演者の中から発熱者が1人出たため、19日の2公演を中止すると前日18日夜に発表していた。

 「本日6月19日に、出演者の向井地美音さんが新型コロナウイルスに感染していることが判明いたしました。現在、保健所からの指導を待っている状況ですが、お客さま並びにキャスト、スタッフの安全・安心を最優先にし、残りの6月20日(日)13:00公演と21日(月)13:00公演もすべて中止とさせていただくこととなりました。今後は保健所の判断に従い、随時必要な対応をして参ります」と報告。

 「今回の公演中止に伴い、公演を心待ちにしてくださったお客さまには、多大なるご心配、ご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。

 警視庁の捜査室。木村伝兵衛部長刑事、富山県警から転任した熊田留吉刑事、水野朋子婦人警官が容疑者・大山金太郎の取り調べを始める。大山金太郎は何故、殺人を犯したのか――。主人公・木村伝兵衛役は荒井敦史(28)が紀伊國屋ホール改装前最終公演となった「熱海殺人事件 ラストレジェンド~旋律のダブルスタンバイ~」(今年1月)から続投。熊田留吉役を多和田任益(27)、水野朋子役を元乃木坂46能條愛未(26)と向井地がダブルキャストで、大山金太郎役を三浦海里(24)と松村龍之介(27)がダブルキャストで演じた。

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2021年6月19日のニュース