フジ伊藤アナ　IOC幹部の五輪観客上限「1万人」発言でツッコミ「なぜかここで数字がピタッと」

フジテレビの伊藤利尋アナウンサー
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　フジテレビ伊藤利尋アナウンサー（49）が17日、同局系「バイキングMORE」（月～金曜前11・55）に生出演し、同番組で行った国際オリンピック委員会（IOC）幹部へのインタビューでの発言を皮肉った。

　番組ではIOCのアニタ・デフランツ副会長に16日、リモートで行ったインタビューを放送した。同氏はインタビューの中で、東京五輪の観客上限について「直接、日本の組織委員会と話をしていないが、上限人数は1万人になると思う」と言及した。

　政府は16日、緊急事態宣言解除後の段階的措置として、大型イベントの観客上限を1万人にするとの方針を示したばかり。政府分科会の尾身茂会長は「東京オリンピックとは関係がないことを確認して了承した」と述べており、番組でも時間を割いて扱った。一方で、デフランツ氏の挙げた数字が政府の方針となぜかピタリ一致しただけに、スタジオからは失笑が漏れた。

　伊藤アナは「なぜかここで1万人という、先ほどまでお伝えしてきた数字がピタッと出てきたんですが…」とコメント。松嶋尚美（49）は「むちゃくちゃやん」、昭和大医学部の二木芳人客員教授（感染症学）も「1万人というのが出てきちゃいましたので、お里は知れちゃいましたよね」と笑っていた。