「おかえりモネ」百音の誕生日判明“台風の特異日”菅波の行動にネット反響「かわいい」「もう好きじゃん」

[ 2021年6月17日 08:30 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第24話。百音(清原果耶)に天気の勉強を教える菅波(坂口健太郎)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は17日、第24話が放送され、主人公・百音の誕生日が台風襲来の特異日「9月17日」と判明した。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 第24話は、菅波(坂口健太郎)に気象の勉強を教えてもらうようになった百音(清原)だが、基本的なところで引っかかったり、別のところに思考が飛んでいってしまったり、教える菅波も大変。一方、学童机のサンプルが完成するが、木材の乾燥期間を考えると教育委員会が設定する納期に間に合わないことが判明し、落ち込む森林組合一同…という展開。

 そしれ、再び菅波の授業。沈んだ百音に、菅波は「物事がうまく行かなくて落ち込むような時、僕は何かしら新しい知識を身につけるようにしています」「まずは基本に立ち返りましょう」「誕生日プレゼントです」と百音との雑談から誕生日を割り出し、中学校の理科の参考書を贈った。

 「9月生まれでしょ?1995年の台風の日に生まれたなら」。菅波がタブレットで検索した記事には「平成7年台風12号、9月16日から17日…」の記述。「しかも満月だったなら、たぶん一昨日です」。菅波が月の満ち欠けを調べたタブレットの画面には「1995/09/17(日)」の横に満月のマークがあった。

 「9月17日」と「9月26日」は統計上、台風が日本列島に上陸する回数が多く「台風襲来の特異日」とされている。

 SNS上には「菅波先生、嵐と満月のくだりでサラッと誕生日いつ?と聞けずに後で自分で調べたところ、陰キャ感あって親近感わいたw」「菅波先生、キュンです!中学の理科の教科書でも、自分の誕生日ために買ってきてくれるなんてー!泣きそう」「先生!ちょっと先生!誕生日調べちゃってんじゃん!もう好きじゃん!」「モネがちょろっと話したエピソードだけで誕生日を調べ上げちゃう、その若干のキモさと面倒臭さと不器用さが最&高、菅波から目が離せない…」「勉強を教えてるんだから参考書買って渡すの不自然じゃないのに、誕生日っていう『渡す理由』を探すの、かわいいなってw」「『それはとりあえずおいときましょう』って言ったくせに台風の日に生まれたモネの話をちゃっかり覚えてて、何気ないその話からモネの誕生日を熱心に調べてモネのために理科の教材プレゼントする不器用な菅波先生、かわいすぎないか」「『誕生日プレゼントに参考書って子どもなら泣くレベルの嫌がらせだな』。菅波先生が心を込めて親戚の子に参考書誕プレして泣かれる場面を想像して笑ってる」などの声が相次いだ。

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2021年6月17日のニュース