橋下徹氏 サッカー・ミャンマー代表選手の難民申請表明に「香港市民で中国のやり方を嫌だという人も」

[ 2021年6月17日 08:30 ]

橋下徹氏
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 元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏(51)が17日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。5月に千葉市で行われたサッカー・ワールドカップ(W杯)予選試合で、クーデターを起こしたミャンマー国軍への抗議を示す3本指を掲げた同国のピエ・リヤン・アウン選手(27)が帰国を拒否したことについて言及した。

 同選手は17日未明、関西空港で支援者と合流し「自分の意思で帰国を拒否した。難民申請する」と報道陣に語った。日本政府は5月、緊急避難措置として、日本在留の継続を望むミャンマー人に在留延長を認めると発表していた。同選手は他の選手とともに16日深夜、関西空港から帰国の途に就く予定だった。
 
 橋下氏は「こういう選手はじめミャンマーから日本に来たいという人たちはどんどん受け入れてもらいたいと思います」と自身の考えを述べた。その上で、「香港の民主化をつぶした中国のやりかたに関して、香港市民で反対の声を上げている人、これはなかなか日本の国からいくら声を上げても中国のやり方は変わらない」と指摘し、「そうであれば、そういう香港市民で中国のやり方を嫌だという人も日本でしっかり受け入れる仕組みにしてもらいたいので、それと同じようにミャンマーはじめ、その他の難民申請については何でもかんでも受け入れるってわけではないんだけれども今よりも幅広く受け入れてほしい。出入国管理庁の新しい長官が、今までのやり方を変えるということを言われていますから、難民申請については世界標準でしっかり受け入れるところは受け入れていってほしい」と話した。

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2021年6月17日のニュース