片岡仁左衛門&孝太郎は濃厚接触者に該当せず 6月歌舞伎座公演の稽古入り 千之助が新型コロナ感染

[ 2021年5月30日 15:30 ]

片岡孝太郎
Photo By スポニチ

 歌舞伎俳優の片岡孝太郎(53)が30日、自身のブログを更新。長男・片岡千之助(21)が新型コロナウイルスに感染したことが前日29日に発表されたことを受け、自身と父・片岡仁左衛門(77)は濃厚接触者に該当しないと報告した。

 「長男千之助が新型コロナウィルスに感染していることが舞台出演者稽古前検査で判明致しました。父仁左衛門はじめ私も、保健所の調査で濃厚接触者に値せず。検査でも陰性でしたが、念のため、期日をあけて再検査を受け、陰性が判明し、歌舞伎座の公演は通常通り本日からお稽古に入らせていただきます。この度は関係各位、また皆様へご迷惑、ご心配をお掛け致しましたことをこの場を借りて深くお詫び申し上げます」

 千之助は、6月3日に初日を迎える東京・歌舞伎座「六月大歌舞伎」第2部の「桜姫東文章 下の巻」に吉田松若役で出演予定だった。松竹は「当該保健所による調査の結果、第二部『桜姫東文章』「下の巻」及び、歌舞伎座の舞台関係者内には濃厚接触者に該当するものはおりませんでした」とし、千之助は当面の間、休演し、同舞台は「一部演出を変更して上演いたします」とした。

 また、同興行の第1部、第3部の公演については当初の予定通り上演。千之助は現在、無症状。「今後も健康状態の経過観察を行うとともに、保健所の判断に従い、随時、必要な対応をして参ります」とした。

続きを表示

2021年5月30日のニュース