橋下徹氏 コロナ協力金の遅れに「有事なんだから先に振り込んで不正があった場合に後で回収すべき」

[ 2021年5月30日 11:33 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が30日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。新型コロナウイルスの感染拡大を受けての緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に基づいた営業時間短縮要請や休業要請に伴って支給される協力金の遅れについて言及した。

 橋下氏は「これは各自治体に頑張ってもらうしかないんですけども、コメンテーター的な意見になりますが、有事なので協力金が先のはず。民間で取引の関係で約束が遅れたら信用失墜ですけど、お上の方はあまり信用失墜ってないから手続き手続きって言って遅れることに緩い」と指摘。

 その上で「自治体としてはしようがないところもある。最後は政府のルールづくりになると思う。有事なんで先に振り込んで、不正は日本には最強の国税庁っていう部隊もあるわけですから後で回収するっていうふうに発想を展開すべき」とし、「イータックスとかで国民の方も電子申請をやっている状況も広がってきているわけですから、少なくともそういう事業者に対しては先に振り込んで不正があった場合に後で回収すべき。役所はみんな事前に不正を防ぐってなるので、政治が大号令かけるしかないと思う。営業を止めることと協力金はワンセット」と強調した。

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2021年5月30日のニュース