ケンコバ　AIに悪戦苦闘　どうしても顔認識ができず…取った「最後の手段」

お笑いタレントのケンドーコバヤシ
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　お笑い芸人のケンドーコバヤシ（48）が18日深夜放送の読売テレビ「にけつッ！！」（火曜深夜0時54分）でAI（人工知能）と格闘した話を明かした。

　コロナ禍で、すべての手続きが遅延になりがちな昨今。ケンコバが新しい口座を開設するため、銀行に連絡を入れたところ、「今、予約制になってまして。一番早くて5月末か6月末です」と言われたという。「代替案」として示されたのがアプリでの開設。「15分でできますよ」とガイドを渡され、人生初挑戦することになったものの、「顔の認識だけで1時間もかかったんですよ」と衝撃の告白を始めた。

　「どんなやり方しても“帽子を取ってください”って出て。AIが僕の髪型を帽子って認識するみたいなんです」

　横を短く刈り上げて、頭頂部だけを伸ばした独特な髪型に、さすがの人工知能も追いつけなかった様子。最初は事情が飲み込めなかった千原ジュニア（47）も、「ベレー帽みたいな」と両手を叩いて笑った。

　1時間格闘したケンコバが向かった先は洗面所。「頭洗って、雑に乾かして、髪型をボサボサにしたら、やっと通り（認識され）まして。しょせんAIですわ」と胸をなで下ろした。考えてみると、上方漫才界の大御所、上方よしお（68）も同じ似た髪型。もしかすると、同じ悩みを抱えているのかもしれない。