TBS新“朝の顔”は安住アナ!10月からの情報番組メインキャスター「ぴったんこカン・カン」は卒業へ

[ 2021年5月19日 05:32 ]

TBS・安住紳一郎アナウンサー
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 TBSの安住紳一郎アナウンサー(47)が同局の朝の顔になることが18日、分かった。複数の関係者の話を総合すると、10月から平日午前6時台の情報番組のメインキャスターを務めることが決定した。近く正式発表される。

 現在、午前6~8時の枠でフリーアナウンサーの夏目三久(36)が司会を務める「あさチャン!」が放送されている。夏目が9月いっぱいで芸能界を引退することに伴い、番組も終了。安住アナはバトンを引き継ぐことになる。

 フジテレビ「めざましテレビ」、日本テレビ「ZIP」、テレビ朝日「グッド!モーニング」という民放情報番組がしのぎを削る時間帯。TBSは4月にスタートしたばかりの8時台の「ラヴィット!」が視聴率で苦戦している中、直前の番組に局の絶対的エースを投入することで挽回を狙っていくつもりだ。

 これまで番組改編期になるたびに帯番組の司会者として安住アナの名前が浮上したが、実現には至らなかった。関係者は「今回は局の幹部クラスも加わり、安住アナを口説き落としたようです」と明かしている。安住アナ自身も熟考した上で、局内で慎重に話し合いを重ねて決定した。

 安住アナはかつて「はなまるマーケット」などに出演したが、メインの形で朝の番組に進出するのは今回が初。局幹部は「安住アナというエースを投入するからには、絶対に失敗するわけにはいかない」と気を引き締めている。2003年から18年間進行を務めている「ぴったんこカン・カン」は、番組を卒業する方向で調整している。

 ◆安住 紳一郎(あずみ・しんいちろう)1973年(昭48)8月3日生まれ、北海道帯広市出身の47歳。明治大学文学部文学科卒業後、97年にTBS入社。オリコンによる「好きな男性アナウンサーランキング」で05~09年に5年連続1位を獲得して殿堂入り。看板アナウンサーとして活躍。

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2021年5月19日のニュース