八嶋智人 「殿」田村正和さん追悼 初対面の思い出「“彼は誰なの?”とその綺麗な手でお示しに…」

[ 2021年5月19日 07:17 ]

八嶋智人
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 「眠狂四郎」「古畑任三郎」などテレビ史に残る数々のドラマで存在感を放った俳優の田村正和(たむら・まさかず)さんが4月3日午後4時20分、心不全のため東京都港区の病院で死去した。77歳。京都府出身。葬儀・告別式は親族で行った。喪主は妻和枝(かずえ)さんが務めた。

 古畑任三郎シリーズや、田村さんの最後の出演作品となった「眠狂四郎 The Final」などで共演した俳優の八嶋智人(50)が19日までに自身のツイッターで田村さんを偲んだ。

 田村さんのことを「殿」と呼び、「殿がいなくなったら寂しいです。殿の最後のお仕事、ご一緒させて頂いて本当に幸せでした。古畑任三郎で初めてお会いして以来、写真を撮って頂くまで約20年。嬉しかったです。スターである殿はまさに“永遠の人”です。ありがとうございます。ゆっくりおやすみ下さい。今日からまた古畑観ますね」と記し、「眠狂四郎」で共演した際に撮ったツーショット写真などを投稿した。

 さらに「結局、古畑任三郎3rdスペシャル“黒岩博士の恐怖”観ちゃいましたよ殿。初めてお会いして、ご挨拶して、撮影が始まって2日目に、殿が助監督さんに“彼は誰なの?”と僕の事を、その綺麗な手でお示しになり、慌ててもう一度ご挨拶しましたね。ファミレスに行くと、いつもそれを思い出して焦りますよ」と思い出をつづった。

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