文枝、涙の高座 母と妻への思い語る 1月に相次いで死去

[ 2021年2月1日 05:30 ]

天満天神繁昌亭での落語会「新・四つ葉の会」を終えた桂文枝
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 落語家の桂文枝(77)が31日、大阪市北区の天満天神繁昌亭で落語会「新・四つ葉の会」に出演した。

 1月24日に妻・真由美(まゆみ)さん、25日に母・治子(はるこ)さんが相次いで死去。2人の他界後、高座を務めるのは初めて。演目は創作落語「ぼやき酒屋」で、本題に入る前のまくらで母との思い出や夫人への感謝を語り、50人の聴衆を前に涙ぐむ場面があった。

 集まった報道陣には会場を出入りする際に「ご苦労さまです」などとあいさつ。関係者によると、自身の体調に問題はないようで、スタッフや弟子の前でも気丈に振る舞っているという。

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2021年2月1日のニュース