桂吉弥、朝ドラ「おちょやん」裏話披露 トータス松本が「商店街で怒られているらしい」

[ 2021年1月2日 18:34 ]

米朝一門会に出演した桂吉弥(撮影・佐々木芳郎)
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 落語家の桂吉弥(49)が2日、大阪市内での米朝一門会(きょう3日まで)で「高津の富」を口演した。出演前のあいさつではナレーターを務めるNHK朝ドラ「おちょやん」(月~金曜前8・00)について、「(主演の)杉咲花さんは東京の人だけど大阪弁が達者。耳がいいんですね」と落語家らしく分析。秦基博(40)が歌う主題歌「泣き笑いのエピソード」についても「歌がいい。語りをさせてもらえるのがうれしい」とアピールし、演目におちょやんのシーンを取り入れて観客の笑いを誘った。

 また、ヒロインの父親役で出演する「ウルフルズ」トータス松本(54)が「(普段歩いている)商店街で怒られているらしいです」との逸話を披露。憎みきれないトラブルメーカー役に反響が起きていることを明かした。

 「へっつい幽霊」を口演した桂南光(69)は「2月2日に嫁さんのお父さんが亡くなって、2月8日に親父が亡くなった」と今年最初の高座で昨年の出来事を回想。「腱板(けんばん)の断裂で入院した嫁さんの後、新型コロナウイルスの感染拡大が起きた」とドタバタだった1年を振り返り、「(コロナで夫人を)お見舞いできず、ヤレヤレと思いました」とオチをつけた。

 加えて17日、京都・南座から開幕する古希記念の独演会ツアーへ向けた準備の真っただ中として、「それに力を入れてますのでみなさん、きょうは寝てもらって結構です」と笑いを取った。

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2021年1月2日のニュース