櫻井翔 何気ない日常に「横でメンバーが爆笑している こんな時間ステキだなって」

[ 2020年12月2日 14:14 ]

「嵐」櫻井翔
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 「嵐」の櫻井翔(38)が活動休止まであと1カ月となったグループでの活動で思うことや、後輩たちへの思いを吐露した。

 11月30日放送の日本テレビ「News Zero」で「Mr.Children」の桜井和寿(50)とのWサクライ対談が放送された。

 「Mr.Children」のニューアルバムに収録された新曲「Documentary film」について、櫻井は「ガツンと刺さる」と感想。桜井は「日常って、毎日毎日続いていくものだから、そこにあるものは輝いては見えないんだけど、明日、僕が命尽きるかもしれないって思った時に、今日が輝くようなことがあって、そういう日常を慈しむような視点が死をイメージすることで、できるようになったのが最近ですね。(「君が笑うと 泣きそうな僕を」という歌詞は)大概『君が笑うと僕も笑う』なんだけど、いつまでこの笑顔を僕は見ていられるんだって。自分が消えていくことがうっすらとでもイメージできないと、そんな心境にはならないんだろうなと思うし、そういう意味では刺さるんでしょうね」。櫻井も「本当に…お手上げでした」と語った。

 嵐での活動も残り1カ月。櫻井は「何でもない日常が急に輝いたりっていうのはしますね。今まで普通だったけど、横でメンバーが爆笑しているみたいな。ああ、こんな時間ステキだなって思っちゃうというか」としみじみ。桜井も「長年いる5人、4人だからじゃないと、出せないものってあるんだと思う。それはとっても得がたいもの、素晴らしいものだと僕は思いますけどね。でも、自分がバンドをやってそれをいつも感じられるか?っていったら、なかなか感じられないです」と笑った。

 後輩への思いにも言及。櫻井が「後輩たちにいろいろなものを伝えたい、いろいろなものを感じてもらいたい、嵐を通してって思う一方で、絶対に超えられない壁にもなっておきたいな、というような矛盾する感情があるんですけど」と苦笑すると、桜井も「とってもよくわかります」と共感した。

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2020年12月2日のニュース