「半沢直樹」市川猿之助「詫びろ」8連発“誕生秘話”「繰り返すのが好き」ヒントになったのは?

[ 2020年8月9日 14:45 ]

日曜劇場「半沢直樹」第2話。半沢(堺雅人)に買収計画を潰され、怒り狂う伊佐山(市川猿之助)(C)TBS
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 歌舞伎俳優の市川猿之助(44)が8日、TBS「王様のブランチ」(土曜前9・30)に生出演。レギュラー出演している日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の7年ぶり続編・第2話(7月26日)で、主演の堺雅人(46)に放ち、大反響を呼んだ台詞「詫びろ」8連発の“誕生秘話”を語った。

 前作はベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 新シリーズは「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社の東京セントラル証券へ出向。営業企画部長として赴任後、半沢に巻き起こる事件を描く。

 (※以下、ネタバレ有)

 IT業界の雄・スパイラル買収計画を半沢に潰された東京中央銀行の証券営業部長・伊佐山(猿之助)は激怒。半沢を呼び出し「セントラルが抱えている銀行からの案件は、すべて引き揚げさせてもらおう。そして、今後、二度と仕事を与えることはない。二度とだ!」「黙っていないで、頭の1つも下げたらどうなんだ。聞いてんのか?(口パクで『詫びろ』)聞こえない?詫びろ!詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ、詫びろ!(激昂ゆえ顔が震え)詫びろ、半沢(はんじゃー)!」と凄み、怒り狂った。

 MC陣が「8回というのは自らなんですか?それとも(台本に)書いてあったことなんですか?」と尋ねると、同じくゲスト出演した香川照之(54)は「(台本には)2~3回は書いて…いや1回かな?あんな連打じゃないと思います。『詫びろ、半沢』だけだったと思います」。猿之助は「やっぱり繰り返すのが好きですね。大阪でもそうじゃないですか。大阪の人たちは『あっつい(暑)、あっついな』とか、必ず2回言うとか。そこからヒントを得て」と明かした。

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2020年8月9日のニュース